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近江鉄道 本線
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ひこね芹川 Hikone-Serikawa
 ●2016年10月訪問
【入手日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 駅名標のローマ字表記には"HIKONE"と"SERIKAWA"の間にハイフンが入らず、スペースが置かれている。
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 2009(平21)年4月に開業した当駅。周囲は住宅地となっており、訪れたのが午前8時過ぎだったこともあって利用客が多く見られた。
 "芹川"とは当駅が面している東側の町名であるとともに、南側(貴生川側)で当線を横切っている川の名前とのこと。でもこの「芹川町」、お隣の彦根口駅の構内の北側半分くらいまで同町内となっており意外に広い。ちなみに線路の西側の地名は「芹町」と"川"抜きの名前になっている。さらに言うと、芹町の西にある芹川を渡る橋は「中芹橋」といい、橋を渡ったところは「芹中町」という地名で、なぜか"中"と"芹"が逆になっている。
 それにしてもなぜ駅名は"ひこね"とここは平仮名書きにしたのだろうか。両隣が「彦根」と「彦根口」で、漢字で"彦根"が並ぶのを避けたのだろうか?
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 当駅は単線の近江鉄道本線と複線の東海道本線が敷かれた築堤の上に設けられている。築堤は南側にある芹川を渡るために、芹川の堤防と同じ高さで設けられたものと思われ、芹川の橋梁と当駅付近だけが築堤区間となっている。
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 屋根下の壁面には写真のようなド派手な看板(?)が。石田三成について言われた名文句とともに、猫キャラ化した石田三成と嶋左近がコミカルに描かれている。それにしても「名誉駅長」ってこの猫キャラのことをいっているのか、今ひとつはっきりしませんが…。
 駅のホームというと素っ気なく地味な印象になりやすいので、こういうものがたまにあると花があって面白いと思う。…地味は地味で味があったりするので、いいことももちろんありますけどね(笑)。
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 当駅はJRの列車観察にはなかなか良い場所である。彦根駅とは1.2kmほど離れている当駅。写真の12輛編成の[新快速]はこの先の短い下り坂を経て彦根駅の停車を控えているので、おそらく惰行運転に入っているのであろうが、それでも豪快に近江鉄道のホームの前を通過していく。
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
 ホームからは453kmが植わっているのが見えた。当然ながら近江鉄道のものではなく、JRの東海道本線のものである。
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:22.12.10.】
  ホームに入線してきた800系の赤電塗装編成。かつての近江鉄道の電車の標準色だが、西武の赤電で使われた色と変わらないと思われる。でも近江鉄道のベージュは西武時代の昔の色より彩度が低く暗く感じてしまう。そう思うのは記憶のせいか、本当は西武もこの色だったのか、近江鉄道のベージュが西武のベージュより元々彩度が低いのか…。

 ◆写真の列車情報◆ 800系820番台 モハ822(+モハ1822) 828発[普通]米原→貴生川
 
 

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