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近江鉄道 多賀線
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スクリーン Screen
 ●2016年10月訪問
【撮影日:16.10.06./掲載日:22.12.22.】
 近江鉄道には会社名を冠した駅名が3つあるが、当駅の場合は社名そのものがズバリの駅名となっている。
 会社の「スクリーン」は、京都に本社を置く半導体や印刷関連の製造機器を製造する会社である。ただ名前からだと映画館のスクリーンのようなものを作っている会社のように感じてしまうが、このスクリーンという言葉は、戦前から写真の画像を印刷にするのに使用していた写真製版用ガラススクリーンの研究開発と製造をしていたことに由来するという。産業用機械メーカーではあるが、よく知られている商品の中には高速道路やmacOSに使われている「ヒラギノ」フォントがある。
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:22.12.22.】
 当駅は2008(平20)年に多賀線の後発駅として開業している。駅舎やホームはスクリーン彦根事業所の敷地の一角に建てられており、そのことが駅名に"前"の文字が入らない理由になっているのかもしれない。工場敷地内の駅とはいっても、一般利用が可能であるというのも面白い。
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:22.12.22.】
 駅は棒線駅で、直線区間にホームがある。ホームがある写真左側がスクリーン彦根事業所の敷地ではあるが、その反対側は住宅地となっている。ちなみに写真奥側に進んでスクリーンの敷地が切れたところには、東海道新幹線の高架線が横切っている。
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:22.12.22.】
 多賀線内のチョン行運用に入っていた800系。

 ◆写真の列車情報◆ 800系 モハ804(+モハ1804) 1449発 [普通]高宮→多賀大社前
 

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