当駅のそばには松尾団地という住宅地があり、そこへの利便のために1989(平1)年に開設された駅ということでいいのだろう…と思っていたら、それは半分正解で、また駅の近隣にある宗教団体からの請願も設置の理由となっているそうだ。
ちなみに当駅と水口駅の間で、国道1号と交差している(近江鉄道側はアンダーパス)。
道路側から見た駅入り口の様子。道路と併走する線路に、後付けでホームなどを造ったためか存在感が弱く、ホーム上屋があってなんとか駅の存在感を示しているといった感じである。壁面には駅名も大書きされているが、これも存在感を頑張って示そうとしているように見える。
ホームへの上がり口の階段には板きれが敷かれており、そこには「サイクルトレイン専用」と貼られていた。確かにホームに自転車を運び込もうとすれば階段はやっかいな存在であるので、この板きれは必須アイテムにはなるのだが、なんだか雑に扱われているような気がしないでもない。
ちなみに当駅の貴生川寄りには駐輪場がある。
貴生川側にある踏切から駅構内を見る。このロケーションだけ見ると、なんでこんな所に駅があるのだろうか、といった雰囲気である。でも写真手前の駐輪場にはたくさん自転車が停まっており、利用者はそれなりにいるんだなぁ、ということだけは判る。
駅を発車した上り列車。ホームの狭さが後発駅であることを物語っている。国鉄・JR線が第三セクターに転換したときに新設した駅と雰囲気は同じだ。
◆写真の列車情報◆ 100系 モハ103(+モハ1103) 1538発[普通]貴生川→米原