| 近江鉄道 本線 | |
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| 朝日野 | Asahino |
| ●2016年10月訪問 | |
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【入手日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 |
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【撮影日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 駅名標には蔓草が絡まり、ご覧の有様。ローマ字表記だけが見えているのがせめてもの救いか(笑)。 それにしても両隣の駅名が「朝日大塚」と「日野」と、同じ漢字を使う駅が続くので、紛らわしい感じがしないでもない。 |
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【撮影日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 かつては駅舎が写真の左側に建っていたようであるが、現在は駅舎は無く、ホーム屋根が掛かる壁の中央部に出入口がぽっかりと空いているだけである。当駅の敷地は北側が東近江市(2006(平18)年までは蒲生町)、南側は日野町と跨がっている。現在の駅出入口は日野町側に開けられているが、元の駅舎は蒲生町にあったため、現在はそれは引き継がれて東近江市の駅としてカウントされている。 出入口にある改札ラッチのような柵から駅を出たところは舗装もされていない。駅から少し歩いて出れば小さな住宅地がいくつかあるようだが、駅周囲には家が数軒あるだけで、基本的に周囲は田畑だけが広がるのんびりとしたロケーションである。 バブル期であった1980年代中頃には、滋賀県が当駅近くに「びわこ空港」を造る構想があったそうだ。バブル期とその後十年くらいまでは地方空港を造ろうという気運が各地にあり、福島、茨城、静岡、神戸、北九州など開港にこぎ着けたところもあったが、実現せず中止になったところも多かった。「びわこ空港」建設構想も既に中止となっているが、もし実現していれば当駅は空港への玄関駅となっていたそうで、その場合はどのような駅に変貌していたのだろうか。 |
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【撮影日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 駅構内は1面1線の棒線駅であるが、ホーム向かいには別のホームと線路が残り、かつては列車交換が可能な駅だったことが判る。 |
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【撮影日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 駅の米原側(北側)にある踏切から駅構内を見る。交換可能だった頃は、向かい側ホームに渡るための構内踏切は写真のホーム手前側(米原側)にあったようだが、痕跡のようなものは窺えなかった。軌道とホームは雑草が生い茂り、なんともいえない寂寥感を感じる。 ホームの向こう側に線路を越える陸橋が見えるが、これは県道とのことだが、あまり車通りが多いようには感じなかった。 |
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【撮影日:16.10.07./掲載日:25.12.23.】 ホームに上り電車が入線してきたところ。草生した印象の強い駅であったが、電車の乗り降りするところだけは綺麗に保たれていた。 ◆写真の列車情報◆ 800系 モハ1803(+モハ803) 1351発[普通]貴生川→米原 |