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東急電鉄 東急多摩川線
武蔵新田 【次の掲載駅】 蒲田  
矢口渡 Yaguchi-no-Watashi
 ◆2017年8月訪問時
【購入日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 1923(大12)年に開設された当初は、当時の村の名前を取り、単に矢口駅であった。現役名の改称は1930(昭5)年のことで、駅の南にある渡船に由来する。渡船の"矢口の渡し"のほうは1949(昭24)年に多摩川に多摩川大橋が架橋されると廃止されてしまう。現役名になってから渡船があった時代は19年ほどであった。ちなみに掲載日現在の当地の地名は矢口のままだ。
 
【入手日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 矢口渡駅のポケット時刻表。池上線では入手がほとんどできなかったポケット時刻表が、東急多摩川線では比較的入手が簡単だった。何でなんだろう…。
 それぞれの画像をクリックすると、拡大表示します。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 現在の当駅と蒲田駅の間はほぼ直線的に結んでいるが、かつては現在線よりも南側を通っており、また両駅の間には道塚駅があった。"道塚"という地名は現在の住所表記には見えないが、小学校の名前などに残っている。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 上り線側の駅舎は間口も広く、券売機は奥まった場所に設置し、比較的広さに余裕が感じられる造りだ。それに加えて手前側に屋根が増設されている。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 下り線側の駅舎は、なんだか久が原駅の下り線側駅舎に様子が似ていて素っ気がない。ここも駅舎を建てるには狭隘な土地しか確保できなかったんだろうなぁ…。
 写真の奥側には駐輪場が見える。その一部は屋根下にあるが、その屋根はホーム屋根と一体である。本来はそのつもりがなかったのかもしれないが、結果的にホームと駐輪場の屋根が一体になっているのは珍しいかも。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.10.19.】
 駅を出発する蒲田ゆきの7700系。7000系を改造して誕生した系式ではあるが、写真の"歌舞伎"塗装といわれるグループと、運転台に赤線一本だけ入れられたグループとでは生い立ちが若干異なる。雪が谷検車区の歌舞伎塗装車は池上線でワンマン運転を行うことが前提としていたグループで、1994(平6)年から暫定的に目蒲線で使用が開始され、4年後にワンマン設備工事が終了した池上線へ転籍した。当初は3編成が投入されたが、先頭化改造車を含んだ1編成は早々に廃車となり、掲載日現在は2編成が残っている。

 ◆写真の列車情報◆ 雪が谷7914F 1428発 024141[普通]多摩川→蒲田
 
   
 

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