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東急電鉄
Tokyu Railways

路線リンク先
東横線 目黒線 大井町線 池上線 東急多摩川線 (池上電気鉄道)新奥沢線

■2017年8月訪問時

【入手日:17.08.17./掲載日:17.09.13.】
 池上線のどこかの駅で一度に入手した回数券入れ。現在はいろんな鉄道会社で回数券入れを準備しているが、複数の色を揃えている会社に出会ったのは東急が初めてだった。ただどこの駅も3色を常備しているわけではなく、今回訪問した池上線・東急多摩川線の駅では1色だけのところが多く、2色置いている駅がたまにある程度だった。
 券入れの裏側には回数券についての案内が印刷されている。
 回数券を入れるわけでもなく私はこの回数券入れを持ってきてしまったが、池上線・東急多摩川線の21駅を訪問した際に各駅で入場券または初乗り区間のきっぷを保存用に購入して、他にICカードで正規の運賃を払って乗車させていただいたので、それでご容赦いただきたい。
 
【入手日:17.08.17./掲載日:17.09.13.】
 駅に置かれているパンフレットのラック。多くは刊行やイベント案内などのチラシであるが、そこに営業案内が用意されている鉄道というのは珍しい気がする。
 鉄道会社の営業案内は、JRであれば本屋で売っている一般的な時刻表で、大手私鉄なら自社で発行、販売している時刻表を購入すると読むことができる。しかしパンフレットのように無料で気楽に入手できるといった例は初めて出会った。考えてみれば、利用者は鉄道会社がどういった形で営業しているとか、どんなサービスを提供しているかというのをまとめて知るという機会はあまりないので、こうしてパンフレットの形で情報にアクセスできるようにしておくことはいいことだと思う。(中にはホームページで提供している会社もありますが)
 A4版で表紙込みで全20ページと折り込み1面が綴じられている。多摩川駅で入手。
 
   
■パスネット
【購入日:03.07.24./掲載日:15.02.18.】
 「東横特急」前面に出したパスネットカード。東横線で特急が走り始めたのは2001(平13)年3月のことで、その2年後の2003(平15)年3月に中目黒が停車に加わっている。購入日を見ても判るように、特急の中目黒停車後に作られたカードであるということが判る。
 それにしても運転区間が渋谷~桜木町というのがとても懐かしい。ちなみにみなとみらい線の直通開始が2004(平16)年2月1日のことである。ということは、中目黒←→桜木町を特急1本で移動できたのは、なんと1年に満たなかったということになる。ちょっと意外だ。
 このカードは東横線の駅ではなく、蒲田駅で購入されたもの。
 
【購入日:03.--.--./掲載日:16.02.03.】
 東急多摩田園都市の開発50周年を記念して発売されたというパスネットカード。東急が田園都市線の計画と沿線の開発を始めた1953(昭28)年がスタートとすれば、このカードは2003年に発売されたということになる。
 タイトルの今昔物語と書かれている帯の右側に「Part-II」の文字が見えることから、シリーズか何かで発売されていたようだ。そこで調べてみると、Part-Iでは、田園都市線(現・大井町線)の二子玉川園(現・二子玉川)-溝の口 間の延伸開業1周年を記念した乗車券(1967(昭42)年発売)の図柄、PART-IIは左図の通り、Part-IIIでは旧5200系(バックカラーは赤)、PART-IVは新5000系(バックカラーは青緑)で、後者3枚は同じようなデザイン配置であった。
 掲載している図柄の旧5000系は、東急で用途廃止(全廃は1986(昭61)年)後に全国各地の中小私鉄の譲渡されたが、一番最後に残った熊本電気鉄道では1981(昭56)年から2016(平28)年まで使用された。
 
【購入日:--.--.--./掲載日:16.02.03. 追記:20.02.22.】
 カードの写真は8590(8090)系。ちょっと下ぶくれに見える顔がユニークで、同じく下ぶくれな断面が青ガエルこと旧5000系をちょっと彷彿させる。写真は東横線運用時のものだが、掲載日現在は東横線では運用されていない。
 右下には会社名が入っているが、この頃の略称は「東京急行」だった。正式略称を現在の「東急電鉄」としたのは2006(平18)年からである。一般には「東急」で名が通っているので、現在の略称にしたことはそれなりに理にかなったものである。でも以前の略称を頑固一徹使い続けていっても面白かったかなぁ、なんて思ったりもする
 この写真に使用している先頭車・デハ8592は、2013(平25)年に富山地方鉄道に移籍してモハ17482となっている。
  
【購入日:01.05.05./掲載日:16.02.03.】
 券売機売りのパスネットカード。多摩川駅で購入。
 デザインのメインは、目黒線と乗り入れ先である三田線、南北線、埼玉高速鉄道で運用されている3000系だ。このデザインからすると、似たような他の形式を描いたパスネットカードも存在したのではないかと思う。
 下に入っている虹のようなカーブの線は何だろうと思ったが、東急には路線が7つあるからかと思い当たった。だとしたら、何色が何線のラインカラーなのか当てはまるということになる。東急電鉄のHPを見てくると、東横線=赤、目黒線=水色、田園都市線=緑、大井町線=橙、池上線=桃、東急多摩川線=臙脂(というか紫っぽいが)、世田谷線=黄となっており、カードの色とは黄と青が入れ違っていることになる。
 黄が入っていないことは、世田谷線がパスネットに対応していなかったためと考えられ、そして青は1997(平9)年に横浜高速鉄道に譲渡されたこどもの国線のラインカラーと考えれば、デザインの整合性はつく。でもこの色の順番に意味があるのかは解らなかった。…にしてもこのデザインを見て、この考えに至る人がどれだけいたのだろうか(笑)。ちなみにこのパスネットが発売された時にはみなとみらい線(ラインカラーは紺)は開業していない。