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東急電鉄 池上線
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洗足池 Senzoku-Ike
 ◆2017年8月訪問時
【購入日:17.08.17./掲載日:17.09.30.】
 正午です。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.30.】
 地図をこの周辺を見ていると、同じ"せんぞく"でも漢字表記は「洗足」と「千束」が入り交じっている。とりあえず住所表記は目黒区が「洗足」で大田区が「千束」となっている。しかし駅や公共施設等々の名前はボーダレスである。ただ古来からある標記は「千束」だそうだ。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.30.】
 当駅は築堤上にホームがあり、駅舎はホーム東側の階段を下っていった、線路の北側に建つ。よって他の多くの池上線の駅のように上下別の駅舎は存在しない。駅は中原街道に面しており、道路の反対方は駅名にもなっている洗足池とその公園がある。
 洗足池は大田区南部へ流れる呑川の支流の途中にある。都市開発が進む以前、呑川とその支流は世田谷区東南部から大田区西部にかけて湧出する、武蔵野台地の伏流水を集めて流れる清流であった。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.30.】
 駅構内の様子。ホームにかかる屋根は、時間の経過を感じる木造である。また屋根がかかっている部分とない部分とではホームの基礎が違っており、写真手前方が延長された部分であることが判る。
 
【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.30.】
 7000系(2代目)は、池上線・東急多摩川線の在来車の置き換えを目的に2007(平19)年から導入された18m級車輛。当初は雪が谷検車区の在籍する編成のうち、約3分の2に当たる編成を置き換える予定だったらしいが、現状は予定の半分以下の7編成の新製に留まっている。理由は増備を開始した後、東横線からの東京メトロ日比谷線の乗り入れが中止になり、そこで使用されていた同じ18m級の1000系を置き換えに充当することになったという事情があったそうだ。それでも7000系の導入によって7600系が全車廃車となっている。
 車体は濃淡の緑を使い、側面は緩やかにカーブしたストライプが入れられており、運転台周りの丸っこいデザインと相まって柔らかい印象を与える。中間車輛は車端部がクロスシートになっており、駅間も全体距離も短い都市の鉄道車輛としては珍しい存在だ。

 ◆写真の列車情報◆ 雪が谷1701F 1201発 003112[普通]蒲田→五反田
 
   
 

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