東急電鉄 池上線 | |
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荏原中延 | Ebara-Nakanobu |
◆2017年8月訪問時 | |
【購入日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 駅名の由来は単純に、開業当時の当地が荏原郡荏原町大字中延という住所だったことによる。池上線の前身、池上電気鉄道が1927(昭2)年8月に雪が谷(現・雪が谷大塚より五反田側に0.1km)から桐ヶ谷(戸越銀座-大崎広小路 間にあった駅)まで延伸させたときに当駅を開設した。一方、大井町線には「中延」と「荏原町」の2駅が存在し、こちらは同年の7月に目黒蒲田電鉄によって大井町ー大岡山 間を開業させたときに開設されている。その差はたった2ヶ月弱で、大井町線の方が若干先であった。当初は当駅は「戸越」を予定していたそうだが、結果として重複を避けた格好になっている。でもこれが関西圏なら、重複もかまわず駅名を命名してしまいそうなところだが。 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 当駅は地下駅になっている。当駅の地下化を含む連続立体化工事は、1979(昭54)年着工、1989(平1)年に駅の地下化と、駅部分だけでも11年もかけて行われた大事業であった(全体工事の竣工まではもうちょっとかかっていると思われる)。工事は周辺の道路の混雑を解消するために行われたのはいうまでもなく、鉄道側としては多くの踏切を切除できたので安全性の向上に寄与することができた。 当駅の駅舎は、一見、図書館のような公共施設に見える。駅舎を写真に収めようとカメラを向けたのはいいが、建物が大きくて、かつ出入口に面している道路の幅が狭く、引きで撮っても中途半端な絵になってしまった。 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 改札口周りの様子。券売機があるあたりがちょっと寂しく見えるが、これもICカード時代前から使用されている駅では致し方ないところだ。 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 上項の写真とはおおよそ180度反対側の景色。 駅の改札を出ると、目の前に写真のような景色が広がる。道路の感じと細長く立ち並ぶ店舗の数々、それらの占める幅の感じから、池上線の地上線時代の廃線跡であることに間違いないだろう。この通りに建てられている建物は全て平屋である。あまり大きい建物を建てると直下の線路に影響でもするのだろうか…。それにしても同じ形の建物が連なるあたりは列車のようにも見えなくはない。 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 駅構内の様子。ホームはカーブしているが、地上線時代も同じくカーブしたホームであった。 |
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【撮影日:17.08.17./掲載日:17.09.25.】 停車中の下り列車。停車中の列車はかつて日比谷線直通運用に従事していた1000系1500番台編成。ここを走るときは日比谷線で走っていた時代のことを思い出したりするのだろうか…って、ないか(笑)。駅構内自体の見た目は地下鉄の駅と変わりがないが、上下線の間に柱がないので広々として見える。地下鉄もそうだが、ホーム部分は明るくても、線路部分が暗いのは、致し方ない面がある一方でなんとか明るい雰囲気に見せることはできないものかと思うことがある。 ◆写真の列車情報◆ 雪が谷1002F 1129発 004111[普通]五反田→蒲田 |
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