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小田急電鉄 小田原線
新松田 【次の掲載駅】 栢山
開 成 Kaisei
 ●2015年8月訪問時
【購入日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 掲載日現在、開成は小田急の中では2番目に新しい駅で、1985(昭60)年3月の開業とのこと。開業当初は周囲には何も無いようなところだったらしいが、30年を経て駅周囲は新興住宅街という様相になった。
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 写真は西口の様子。駅舎の構造は特に変哲はないものだが、2階の駅舎部分は黒、後から増設された?と思われる部分は黄色と、色使いが特徴的である。
 開成駅は開成町の全体から見ると、南東側の隅にあり、町役場からもかなり離れている。それでも町唯一の駅で玄関口である。駅の開設が、小田原線の開通からかなり時間がかかっているのは、線路沿いに人口があまりなかったことと、町の中心から外れていたことなども起因しているのだろうと推測する。実際に開成町役場は新松田駅からでもアクセスが可能な位置にあり、距離はそれより離れるが伊豆箱根鉄道の大雄山駅にも出ることができる。小田急線の線路の東側には酒匂川が流れており、駅付近を除くと、現在でも家はあまり建てられていない。
 ちなみに自治体名は「開成町=かいせいまち」と読むのが正しく、音読みで揃えて“ちょう”と読みそうになってしまいがちだが、それは間違えだ。私もよく間違えます(笑)。
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 自動改札機は4通路分とこじんまりとしている。しかし天井にはマルチカラーの列車の発車案内板がある。でもこれを備えているのは、開成~足柄 間の6輛編成ホームしかもたない5駅の中で、訪問当時では唯一だ。
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 駅は対向式ホームの2面2線だが、私が撮影した場所の下り用の1番線ホームの外側(写真左側)には10輛編成対応の留置線が数本ある。留置線は10輛対応だが、プラットホームのほうは6輛の有効長しかない。従って写真のような10輛編成の列車は開成を通過してゆく。
 駅舎の方だが、ホームの新宿側から小田原方面を見ると、一面黄色い。

 ◆写真の列車情報◆ 喜多見検車区 8000形 クハ8052(8052F・4輛編成+他6輛) [急行]小田原-新宿 (時刻・列車番号不明)
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 開成駅の前後の区間は直線で、綺麗にまっすぐな編成を写真で撮ることができる。写真は下りホームの新宿側から撮影。

 ◆写真の列車情報◆ 海老名検車区 3000形 クハ3467(3267F・6輛) [普通]小田原-新松田 (時刻・列車番号不明)
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.09.28.】
 駅の東口の近くには、3100形NSEロマンスカーが1輛保管されていた。地元の開成町が引き取ったらしく、名前が公募で「ロンちゃん」と命名されている。公開は通常、第2と第4の日曜日だけだそうだが、夏休み期間は毎日公開されているそうだ。公開日以外は、緑色の幌がかけられて、しまわれているのだろう。しかし夏休みの毎日はいいが、夏の強い日差しで褪色が進みやすくなるんじゃないかと心配になる。
 実は私はこの場所に保存車輛があるという情報は全く持ち合わせておらず、ゆえに公開日なんてものは知るよしも無いので、このようにして写真が撮影できたというのはラッキー以外の何物でもない。
 
 ◆写真の列車情報◆ 3100形 3181(元3181F・第5編成) 1999(平11)年引退
 
 
【購入日:92.06.18./掲載日:15.09.28.】
 番号:3657
 この小田急線全駅入場券を買った当時は、はるひ野駅が未開業だったので、開成駅が最新の駅であった。
 
 

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