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小田急電鉄 小田原線
富水 【次の掲載駅】 足柄
螢 田 Hotaruda
 ●2015年8月訪問時
【購入日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 富水駅のところでも書いたが、「螢田」という駅名は地名に由来していない。この周囲がホタルで有名な場所だったから、と小田急が命名した名前だそうだ。地名や近隣施設など特に由来しない、比較的ここ二、三十年に命名された駅には、記録狙いで長い名前にしてみたり(特に例は挙げませんが)、ちょっとキャッチーにしてみたり(特に…以下同)というのがあるが、命名センスとしては疑ってしまう(きらきらネームよりかはましだけど)。「螢田」や「富水」のように少ない文字数でその地を表すというやり方は、風情すら感じられる。短い言葉に様々な情報を入れ込んだ言葉(「万緑」などの創作された季語とか)や文章(俳句・短歌など)を創るというのは、日本人が得意とするところだったんじゃなっかたのだろうか。
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 栢山・富水・螢田と、構内の配置が似通った駅が揃っている。3駅とも小田原側に駅舎を持ち、ホームは2面2線、かつては小田原側に構内踏切を持っていたなど、3兄弟のようだ。ただ螢田だけは駅舎が上り線側にあり、後年造られた跨線橋の形が異なる(下項を参照)。
 駅舎の方も何となく平べったい感じは3駅とも似ているが、3駅で屋根の形が違っているところで個性を出そうとしているようだ。螢田駅の駅舎は屋根に蒲鉾形のドームがあり、端面に飾りが付く。

 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 ちゃんとチェックしていたわけではないが、海老名から順番に各駅で降りてきて、初めて駅標高の表示を見かけた気がする。
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 こちらの建屋は、下りホームと繋がっている小さな改札口。写真を撮っていると、上り線をVSEが通過していった。  

 ◆写真の列車情報◆ 喜多見検車区 50000形 (車輛・編成番号不明・10輛) 1240頃通過 0118[特急 はこね18号]箱根湯本-新宿
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 螢田駅は2面2線の構造で、駅本屋は上りホームと直結している。下りホームにも小さな改札があることは上項で書いたとおりだ。双方の改札口とも小田原側にあるのだが、上下ホームを繋ぐ跨線橋はコの字形ではなくクランク状になっており、その結果、下りホームでは跨線橋の出入り口が改札口の方向に向いていない。跨線橋が先にできて、後に下りホーム側の改札口ができたという歴史的結果なのだろう。
 
【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 小田急も金属地の通勤車輛が大勢を占める中、写真左の8000型は小田急の全塗装通勤電車の最後の砦となってしまった。そう思ってカメラを向けていると、下り線に7000形のLSEロマンスカーが不意に現れた。それで慌て気味にシャッターを押したら、写真の出来としてはアンバランスなものになってしまった。なんとかトリミングなどで何とか掲載のような状態にしてごまかしてみた。でもこうやって見ていると、いわゆる小田急顔(?)の2600・旧4000・5000形などの通勤電車と3100形NSEロマンスカーが行き交っていた、数十年前は普通に見られていた頃のことを思い出してしまう。

 ◆写真の列車情報◆ [左]喜多見検車区 8000形 クハ8566(8266F・6輛+他4輛) [快速急行]小田原-新宿 (時刻・列車番号不明)
              [右]喜多見検車区 7000形 (車輛・編成番号不明・11輛) 1249頃通過 0119[特急 はこね19号]新宿-箱根湯本
 

【撮影日:15.08.11./掲載日:15.10.04.】
 このときの駅歩きで、ポケット駅時刻表をゲットできたのは、唯一螢田駅だけであった。ほかの駅でも窓口に行けばもらえたかもしれないが、ダイヤ改正から約5ヶ月も過ぎているので、無い可能性もあっただろう。画像上段が青い表の平日用、その裏面に画像下段の赤い表の休日用と、ごく普通のタイプだ。広告部分は自社のもので賄えるものとなっている。ただ広告が入っている位置が平日用は下、休日用は上、と変えている。それぞれの「時刻表」の画像をクリックすると拡大表示します。
 
 
【購入日:92.06.28./掲載日:15.10.04.】
 番号:5212
 
 

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