大洗鹿島線のローマ字の駅名表記は、国鉄式ならハイフンで区切るところを、ハイフンを用いていないのが特徴。
隣の長者ヶ浜潮騒はまなす公園前の表示は、駅名が長いためか、ひらがな表示ではない上にローマ字表記が省略されている。
駅の西口に立てられている駅舎のようなもの。建物としては待合場所とトイレは備わり、跨線橋へ上がるための階段が屋内に納められている。1999(平11)年には関東の駅百選に選定されているものの、駅舎というには何か違和感がある。建物の設備内容からすると、こんなに洒落たデザインにする必要もないのだが、実用一点張りでも面白みがないので、こういう形になったのであろう。
鹿島大野は鹿嶋市に合併される1995(平7)年以前は鹿島郡大野村にあったので、この建物は当時の村が造ったものであろう。
駅の東口の様子。こちらから見ると、大洋駅と同じスタイルとなっていることがわかる。
大洗鹿島線の北浦湖畔を除く単独駅ではどこもロータリーが駅前に設けられているが、停まっていても車が数台のみで、広くがらんとしている。大洗と新鉾田以外には駅前商店街のようなものも駅前コンビニもない。
2番線を出発する[普通]水戸ゆき。当駅は列車交換可能駅である。
◆写真の列車情報◆ 6000形 6004 136D 1034発[普通]鹿島神宮→水戸
