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東日本旅客鉄道 鹿島線
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鹿島神宮荒野台 【次の掲載駅】  →  
鹿島サッカースタジアム Kashima-Soccer-Stadium
 ●2015.10.17.訪問時
【購入日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 改札口で販売されていた切符。といっても、実際は車内補充券。この券面に乗っている駅を見ると、鹿島臨海鉄道がどの範囲までJRと連絡運輸をしているのかが判る。
 例えば東京23区内は連絡運輸の範囲内だが、川崎・横浜市内は駅を表示しながら範囲外となっている。茨城県内の全ての駅とは連絡運輸を行っていると思いきや、常磐線は高萩まで、水郡線は常陸大宮までの範囲にとどまっている。
 でもよく考えてみればここはJR東日本の所属駅だ。駅員に尋ねてはいないので、この券面から外れるJR駅まで切符を販売してくれと言ったら発売してもらえるのかが謎である。乗り越し精算で…、と言われてしまう気がするが、実際に切符を売っている方々は鹿島臨海鉄道の方だから、仮にごねても何も得は無いだろう。
 上の話とは別に、この券面には茨城県内のJR駅で2つだけ掲載されていない(連絡運輸範囲内外問わず)。それは水郡線の常陸大子の北隣の下野宮と、離れ小島となっている東北本線の古河である。
 左の券面表の画像はクリックすると拡大表示します。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 駅名標。中心の四角の色は黄緑色か。鹿島神宮駅のものもそうだが、鹿島線とのラインカラーとミスマッチとなっている。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 跨線橋の途中に設けられた駅の入口。駅舎は無いが、入口の両脇に臨時改札などでたまに見られる券売所の小さなボックスが置かれている。
 14年前にもこの場所を訪れているが、その時と基本的には変わっていない(下の『2001年5月』訪問時の写真を参照)。ただ小さなボックスの色は赤から緑に変化していた。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 入口の反対側に置かれていた、駅時刻の案内。14年前は箱にコピーをした時刻表があっただけだが、コピー以外にも時刻表と最終列車を掲示した掲示板が置かれ、グレードアップしていた。ただ、「最終電車」という言葉に、"鉄"としては引っかかる部分が…(笑)。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 階段上からホームを見たところ。降り口の上部に番線案内板が掲示されており、1番線が水戸方面、2番線が佐原方面となっている。鹿島線のラインカラーは茶色で、番線案内にも同色が使われている。一方1番線の大洗鹿島線には水色が用いられている。しかし水戸駅の8番線の大洗鹿島線の案内には赤が使われているので、統一が成されていないということになる。そもそもとして、大洗鹿島線にラインカラーの設定というものはがないので、識別できればよいという感じで対極にある色を使ったのだろう。
 ちなみに水戸駅のケースで、ラインカラーは常磐線と水戸線で青、水郡線で緑が使用されている。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 ちょっと首をかしげています。こちらのラインカラーは、鹿島線の茶色と、ちゃんとJR東日本の公式どおりとなっている。
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 サッカーJリーグの試合が開催されているとはいっても、貨物列車は通常営業。KRD5牽引のコンテナ列車が鹿島臨港線へと進行していく。

 ◆写真の列車情報◆ KRD5 神栖区 (列車番号不明) 1103頃発 鹿島サッカースタジアム→?
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 鹿島線を牽引してきたJR貨物所属のEF65 2076。次にやってくる鹿島臨港線の貨物の到着まで一休み、というところか。

 ◆写真の列車情報◆ EF65 2076 新鶴見区
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 [普通]水戸ゆきの列車が到着。多くの乗客が降車していったが、この列車に乗車したのは私一人だった。駅周辺には住宅地もあるので試合観戦者以外の乗降も有り得ることではあるが、試合開始時間前に乗車する方が異分子で、周囲から見たら「鉄」であることバレバレである(笑)。…あ、でも、私はJリーグサッカーはスカパーで加入してみているくらい、好きですよ。
 ちなみに当駅を発車する"旅客"の列車は、鹿島神宮側に行くとしても、水戸側に行くにしても、どちらも上りになる。(但し、鹿島臨港線側に行く貨物列車は下りになる)

 ◆写真の列車情報◆ 6000形 6004(+6005) 138D 1115発[普通]鹿島神宮→水戸
 
【撮影日:15.10.17./掲載日:16.04.19.】
 14年前に同じ場所から写真を撮影しているが、スタジアムの姿はそのままだ(ちょくちょく変わってもらっても困るが)。跨線橋から続く通路には屋根がかけられている。その屋根にはソーラーパネルが掛けられている。また道路を曲がったところにあった畑は、やはりソーラーパネルが設置されていた。もしかしたこれらは東日本大震災後に設置されたものだろうか?
 
 ●2001年5月 茨城県立カシマサッカースタジアム ワールドカップ仕様工事竣工 こけら落としゲーム [1st Stage 第10節 鹿島-柏]
【撮影日:01.05.19./掲載日:16.04.19.】
 駅の入口の様子。駅舎は無いが、入口の構えは立派な造りになっている。「鹿島サッカースタジアム駅」の文字が赤色になっているのは、鹿島アントラーズを意識したものなのだろうか。
 そういえば駅名では「鹿島」と漢字が使われているが、施設の正式名称は「カシマ」とカタカナ書きになっている。
 カシマスタジアム自体の施設のオープンは1993年であるが、当駅が設定されたのは翌年の1994年からである。さらにいえば、鹿島町が周辺自治体を合併して「鹿嶋市」となったのは1995年である。「鹿嶋市」の字を充てたのは佐賀県に鹿島市が存在したためである。
 もし当駅が1995年秋以降に駅を開設していたら、駅名は「鹿嶋…」になっていたのだろうか?
 
【撮影日:01.05.19./掲載日:16.04.19.】
 無料の時刻表のコピーが、入口の反対側の柵に掛けられた箱に収められていた。写真は南側を見ている。
 
【撮影日:01.05.19./掲載日:16.04.19.】
 こけら落としとなる改装後最初のJリーグ公式戦の試合の日を迎えた県立カシマサッカースタジアム。鹿島サッカースタジアム駅を跨ぐ跨線橋より撮影。
 スタジアムが完成したとはいえ、周囲はまだ整備の途中の段階であった。私は確認していないが、この辺りも翌年のワールドカップサッカーまでには整備が行われたはずである。写真の道が曲がっている辺りには、私有地なのだろうか、畑が残されている。
 ちなみに撮影場所とした跨線橋だが、カシマサッカースタジアム駅の出入口が設けられているだけでなく、線路を挟んで反対側にあるスタジアムの臨時駐車場や、サッカー開催日に運転される高速バスの停車場とを結んでいる。
 
【入手日:01.--.--./掲載日:16.04.19.】
 おまけ。この日の試合のチケットである。
 この試合の観戦の時に、記念にビブス(識別のためにスポーツなどで服の上から重ねて着るもの、ある種のゼッケンのようなもの)が配布された。当日の入場者全員に配布されたものかどうかは不明だが、鹿島アントラーズのチームカラーである赤いビブスを着てスタジアムを赤で染めようと呼びかけがされていた。
 
 

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