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東日本旅客鉄道 水郡線
水戸 【次の掲載駅】 東館  
矢祭山 Yamatsuriyama
 
【撮影日:14.06.15./掲載日:18.09.02.】
 駅名標と駅舎を入れたショット。線路の延びる方向は水戸方向になる。
 当駅は棒線駅で交換駅であった歴史は無い。当地に鉄道が開通した1930(昭5)年には当駅は無く、2年後に仮乗降場として開設される。仮駅を経て正式な普通駅に昇格するのは1939(昭14)年のことだ。
 当駅は久慈川の谷間に設置されており、周辺に住宅はいくつか見られるものの、村落からはやや離れている。矢祭山という観光地に特化した駅とも言える。
 また当駅は東北地方最南端の駅となっている。当駅のある矢祭町も東北最南端の自治体である。
 
【撮影日:14.06.15./掲載日:18.09.02.】
 駅舎は、待合室と改札が別の部屋に仕切られており、入口側の待合室は壁3面の上部が無いという、東屋風のちょっと変わった造りになっている。
 水郡線の駅にはピンク色系統のが壁を持つ駅舎が多く存在する。当駅のこの撮影した面は北側を向いているせいか、あまり褪色が進んでいない。そのため他の駅に比べてピンク色の彩度が高く、派手さが目立つ。
 掲載日現在は、落ち着いた茶系の色に改装されているとのこと。
 
【撮影日:14.06.15./掲載日:18.09.02.】
 改札外側の駅舎の壁に掲げられている駅名標は、国鉄時代の書式とは異なるが、昔を感じられるアイテムになっている。
 当駅の仮名の名前を読んでいると、音節を無視して"やま・つり・やま"と読んでみたくなってしまう。駅名の始めと終わりに同じ"やま"と文字が入っていることも要因なのだろう。
 
【撮影日:14.06.15./掲載日:18.09.02.】
 ホームの南側から安積永盛方向(北側)を見る。駅舎の壁は南面になるが、北面の駅舎入口に比べて褪色が進んでいるのが判る。
 
 

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