駅名標にも阿武隈急行線が分岐して描かれている。ただ阿武隈急行線は矢印になっておらず、ラインカラーが黒(濃い灰色？)になっているのが珍しいかも。
駅東口の様子。この駅舎は1998(平10)年6月に供用を開始しているが、この駅舎は元々3面5線あった構内の1・2番線ホームを廃止してできた土地の上に建てられた。訪問時で供用開始から25年くらい建っていることになるが、駅舎中央の半円形のドーム状の部分の屋根が錆びているのが美観を損ねている。駅前には商店街のようなものがなく、住宅街の中に店舗がポツポツと建っている。
ちなみに改札外の自由通路を介して駅西口とつながっている。西口の方は住宅地として開発された様子が覗えるが、売れ残ったような敷地が散見される。
駅舎内の様子。
当駅にはこの写真改札とは別に、2階にも平日だけ利用可能な改札口(券売機あり)がある。西口利用者は2階改札が便利だが、土休日は改札外階段と改札内の跨線橋を上下しなければ2・3番線に行き来できないがちょっと不便か。
駅舎内にみどりの窓口の営業を知らせるポスターが掲示されていた。営業最終日は訪問時の月末ということで、残りはおおよそ半月だ。みどりの窓口が廃止されると、大概はその代わりに多機能券売機が設置されるものだと思っていたのだが、当駅の場合は窓口営業が残るためか多機能券売機は掲載日現在も設置されていない。
上りホームとなる1番線の東京側に植わっている328kmのキロポスト。
現在の駅舎建設の際に1・2番線を廃して、残された3・4・5番線が現在の1・2・3番線として使われている。ただ片面ホームだった旧1番線ホームのうち東京側の一部が残されており、この写真の左側に見ることができるとのこと。ただこの訪問の際にそのチェックするのを忘れていて、写真に残せていなかったのがちょっとお間抜けであった。
この日2度目のフルーティア編成との出会い。
それにしてもこのフルーティア編成、名前の割に塗色にはフルーツ感がない。この塗色は黒漆喰に赤瓦という明治、大正期の西洋モダンを意識しているとか。そういわれても、西洋モダンとはピンとこない。
◆写真の列車情報◆ 719系700番台 仙セン S27 (写真後尾はクシ718-701) 1200頃通過 9121M [快速 フルーティアふくしま91号]郡山→仙台。
1番線を通過する上り貨物列車。
◆写真の列車情報◆ 仙貨 EH500-41+コンテナ貨 1156頃通過 列車番号、運転区間不明
阿武隈急行線のホームの駅名標はポケモン仕様になっていた。
阿武隈急行線はSuicaには対応しておらず、JR駅をSuicaで入場して当駅で阿武隈急行線に乗り換えする場合は、駅舎改札までわざわざ出向いて一度精算する必要があるので不便だ。ホーム上に簡易型Suicaリーダーを設置して欲しいところである。
阿武隈急行線用の2番線で折り返しの発車を待つAB900系の第2編成。2019(平31)年7月より営業運転を開始し、その後も徐々に車輛を増備、掲載日現在では当初の計画どおりの5編成が運用に就いている。AB900系は各編成で運転部周囲の塗色が異なり、第1編成から薄藍色、緑、黄色、桃色、赤色となっている。
ただし2022(令4)年7月から第2編成はは写真のようなポケモンラッピング編成となっており、槻木・仙台側の先頭車は「ラプラス」がメインの青色のラッピングとなっている。
◆写真の列車情報◆ AB900系 AB-2 (写真先頭はAB901-2) 1153発 1920M [普通]槻木→梁川。
AB900系第2編成の福島側はポケモンの「ラッキー」がメインのピンク色のラッピングとなっている。
◆写真の列車情報◆ AB900系 AB-2 (写真先頭はAB900-2) 1153発 1920M [普通]槻木→梁川。