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東日本旅客鉄道 東北本線
南仙台 【次の掲載駅】 長町
太子堂 Taishidō
 
【購入日:23.03.11./掲載日:24.01.01.】
 当駅の駅名は当地の地名から。その地名は、このあたりに聖徳太子を祀った祠があったことに由来するそうだが、現在は存在しないそうだ。ただ当駅から西へ直線で2kmほどの鈎取(かぎとり)本町1丁目のイオンスーパーセンター鈎取店から近い場所に、1644(正保4)年に再建されたという太子堂があるそうだ。
 
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.01.】
 東口の様子だが、撮った写真はロータリーの屋根がやや邪魔をして見づらい。駅舎は東北本線の高架下に入っている。その奥に東北本線高架線より一段高い位置に東北新幹線の高架が通っている。写真では新幹線が通過中である。
 当駅が建つエリアは、かつて貨物ヤードを含む長町機関区があったエリアの一部である。長町機関区の跡地は「あすと長町」という再開発事業エリアとして新たに整備され、当駅もその一環として計画、誕生した。現在の「あすと長町」は「長町副都心」と呼ばれる仙台市南側の広域拠点の1エリアとなっている。ちなみに現在は住所表記にも使われている「あすと長町」エリアには、新たにできた商業施設や住宅地、大規模病院の他にも、東北最大級といわれる環濠集落跡(長町駅東遺跡・現在は住宅地化されて埋没)や、多賀城以前の陸奥国の国府と考えられている郡山官衙遺跡がある。
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.01.】
 駅舎内には、仕切られた区画があるのが見えるが、ここには開業当初からみどりの窓口が設置されていた。ただ昨今の窓口業務の削減によって、マルチな券売機の設置とともに営業は終了してしまった。ただ、かろうじて業務委託駅として営業は行われている。
 当駅の利用者数は、コロナ期を除いては右肩上がりを続けており、2019(令1)年には4,000人に達している。
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.01.】
 単純な島式ホーム1面2線。開業は2007(平19)年10月で、当地付近の高架線化の1年後に誕生した東北本線ではまだまだ新しい駅である。駅の西側のすぐ脇に東北新幹線の高架線が通っているのが判る。
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.01.】
 
駅に到着するE721系500番台の2+2輛編成。

◆写真の列車情報◆ E721系 仙セン P-502+P-???(写真先頭はクハE720-502) 1346発 1341M [普通]仙台空港→仙台
 

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