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東日本旅客鉄道 東北本線
太子堂 【次の掲載駅】 仙台
長 町 Nagamachi
 
【購入日:23.03.11./掲載日:24.01.06.】
 を! 14時ぴったりでの購入。
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.06.】
 宮城野貨物支線への分岐表示は当然ありません。
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.06.】
 新幹線高架下の西口の様子。
 長町機関区や貨物の操車場があった時代には、駅舎は西側に建てられ、当然西口だけしかなかった。そのため、1952(昭27)年に敷地をくぐる地下道が開通する以前の線路の東側の住人は広大に敷地を迂回するのを嫌い、勝手踏切さながら機関区や操車場を無断で突っ切っていたというから、今から考えると恐ろしい話である。
 操車場が廃止されたのち、長町機関区が東仙台駅から青森側にちょった離れたところに新たに造られた仙台機関区(現・仙台総合鉄道部「仙貨」)へ移転したのが2000(平12)年のこと。その後、跡地の再開発と東北本線の高架化が実施された。
 ちなみに現在の東北本線の高架線は、既に通されていた新幹線の高架線の東側に横付けするため、旧駅舎の西口の目の前を通している。
 
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.06.】
 東口の様子。写真の画角を見ても想像できるように、駅前ロータリーの屋根に邪魔されて、写真はなんとか収めたような形になってしまった…。
 機関区や操車場がなくなって新たに設けられた東口には、地上駅時代に西口に設けることができなかったロータリーと駐車スペースが設けられている。
 ここの様子でひとつ気になったのは、平成中期にできあがった高架駅だというのに、出入口の両端に昭和然とした、ただ積み上げたブロック塀が存在すること。これは何かというと、出入口を閉鎖するために使用していると思われる伸縮式の柵を収納している場所である。駅舎を建設するときに閉じることを想定しなかったのだろうかという疑問もあるが、そもそも東西を自由通路として突き抜けて通れるようになっている構造で、西口側が扉や柵で閉鎖できる構造になっていないにもかかわらず、なぜ東口側には柵を作る理由があったのかもいまいち判らない。
 
【撮影日:23.03.11./掲載日:24.01.06.】
 駅を出発する下り列車。掲載日現在の当駅を出発する下り列車は、利府ゆきの1本を除くと、すべてお隣の仙台止まりの列車となる。ダイヤが乱れたときに仙台以北の列車との干渉を防ぐという意味合いはもちろんあるが、それだけ仙台を通過して利用する在来線ユーザーが少ないということではあるのだろう。…でも地下鉄南北線の列車は、仙台をスルーしているか(笑)。
 現在の当駅は、旅客駅的には島式1面2線の複線の棒線駅。時折、長編成のコンテナ列車が通過するであろうが、かつて機関車や貨車が行き交った面影は一切無い。

 ◆写真の列車情報◆ 701系1000番台 仙セン F4-30(写真後尾はクハ700-1030) 1358発 449M [普通]白石→仙台
 

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