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東日本旅客鉄道 磐越東線
菅谷 【次の掲載駅】 磐城常葉  
大 越 Ōgoe
   ●2015年3月
【購入日:15.03.28./掲載日:15.0.4.22】
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 大越駅は、2005(平17)年の田村郡の町村合併以前は、大越町にある唯一の駅で町の中心駅であった。この時は土曜日の昼下がり、郡山ゆきに乗車する旅客が十人弱ほど見られた。

 ◆写真の列車情報◆
 仙コリ キハ110 キハ111-103(+キハ112-103) 1304発 735D[普通]小野新町→郡山
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 コンクリートで平屋の造りのこの四角いタイプの駅舎は、なにか何処かで見たことがあるなーと思って過去撮った写真をひっくり返してみた。タイプだけだと磐城棚倉、磐城石川、只見なんかと似ているが、詳しく見ていくと似ているようで似ていない、それぞれにちょっとずつ個性がある。
 上とは別に、駅舎の駅名表示が入口の所に単に「おおごえ」としか表示しておらず、随分さっぱりとしたものである。でも単に「おおごえ」と平仮名で表示されると、声を出すと何かあるのかな? と思ったり思わなかったり…。入口上部には「JR大越駅友の会」なる団体名で、「躾と優しさを教える鉄道」という標語が掲げられている。これまた大胆に銘打った標語であるが、鉄道やバスを使わないと判らない公共心みたいなものは、現代の自動車社会からは学べないということも事実だ。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 駅舎をホーム側から見たところ。随分とがらんとした空間が広がっている。かつては信号や転轍機の梃子とかがあったのかなぁ…、判らないけど(笑)。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 駅舎には窓口もあるが、簡易な券売機も設置されている。駅舎内には、2000(平12)年まで当駅から発送が行われていたセメント貨物列車の、さよなら運転の時の写真が飾られていた。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 ホームに設置されている待合室。待合室の造りは小野新町や神俣で見られたものと同型だが、妻面に見られた飾りのような出っ張りは見られない。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.22.】
 いわき側にある鷹待田踏切から撮影。大越駅の南東側には磐越東線に沿うように築堤が続いている。この築堤の上には2000(平12)年まで貨物列車が走っていた。この貨物線は住友大阪セメントの田村工場への引き込み線で、路線延長と築堤は1km以上あり、工場敷地の手前あたりでは築堤も結構な大きさになっている。現在は築堤上に線路はなく、田村工場も閉鎖されている。写真の左端にセメント材を掘り出し削られた山の姿が見える。
 
 

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