JR東日本 常磐線 | |
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駒ヶ嶺 | Komagamine |
●2022.05.訪問時 | |
【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 駅名だけ見ると近くに高い山でもありそうな感じを受けるが、駅周囲は数件の民家と田園が広がるのんびりとした場所である。この地名の由来については判らないが、駅の北側にある標高50mくらいの丘の上に、かつては駒ヶ嶺城という城があったそうだ。この城は元々相馬氏が領地境界の監視のために建てたものだそうだが、戦国時代に伊達氏によって攻略され、それ以後伊達氏最南端の所領となったそうだ。そして幕末の戊辰戦争では、陸前浜街道沿いの中では最後の戦場となった場所だそうだ。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 鉄道が再開通し、代行バスのバス停が撤去されたのは当然のことなのだが、意外だったのは待合室の屋根下に時計が設置されていたことだ。時計の下に何か札が貼ってあり、どうやら寄贈品のようだ。 そういえば掲載日昨今は駅から時計の撤去が相次いでいて話題になっている。そもそも時間で商売している会社が、スマホの普及を理由に時計を撤去してしまうというのは、ナンセンス以外の何者でもない。個人的には別に鉄道のシステムに紐付けされた時計を設置する必要はなく、100Vの電源に繋げる市販の電波時計を置いておけばいいだけのように思う。もし故障や停電などで時計が狂ったり、止まってしまうことのトラブルが気になるというのなら、その旨を注意書きにして記しておけばいい。故障や時間がずれていことをあげつらう者のがいたとしても、そんな阿呆は放っておけばいい。それだけだと思うんだけど…そんなに難しい話なのだろうか。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 下りホームから待合室のある駅出口方向を見る。出場側のSuicaリーダーは屋外に置かれている。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 待合室内に掲げられている時刻表と運賃表。 時刻表を見ると列車は毎時片側1本があり、多客時間帯にはさらに毎時1本列車が加わる形で、ローカルな環境にしては利便性は良いように思う。運賃表を見ると下り方向の100km圏は、小牛田、石巻、作並、福島は行けるようだ。上り方向の100km圏はいわきまであと1駅足りない…。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 上りホームから日暮里方向を見る。上下ホームともあまり幅は広くない。たた跨線橋や待合室がある場所はホームに膨らみをつけてホームが狭くならないように配慮されている。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 下りホームとなる1番線に建つ待合室。休業中に訪れたときには謎の3色の飾り帯が入った白い壁であったが、白と焦げ茶のツートンカラーとなっていた。入口の左右に「待合室」「駒ヶ嶺」の表示を見て、なぜか20系客車の貫通緩急車"ナハネフ23"を思い出してしまった。また建物の前には311.4kmのキロポストが立っている。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 上りホームの2番線に建つ待合室。カラーリングは1番線のものと同じだが、こちらは建屋自体が大きく、入口には扉がつく。1番線のもの同様に日暮里側に「待合室」、岩沼側に「駒ヶ嶺」の表示がされているが、建屋が横長な分なのかアルファベットでも表記されている。そのせいもあって1番線のものよりは"ナハネフ23"感はない。そして入口上部には駅名標が掲示されている。 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 当駅は2面2線の、単線区間にある列車交換可能駅である。線形としては、日暮里側、岩沼側ともに分岐器は、下り本線は直線方向、上り本線は曲線方向を通過するようになっており、見た目は一線スルー形になっている。この線形になったのは常磐線開通後に開業した後発駅ということが影響しているようだ。しかし構内の信号回路は左側通行のみで構成されているため、当駅に停車しない上り[特急]の場合でも、下り側に待避する列車が無くとも曲線側の上り線を通過することになる。当駅の前後は比較的直線になっているので、スピードを殺さざるを得ないのはチョットもったいない気がしないでもない。 東日本大震災の際、当駅は無事であったにもかかわらず、原ノ町-相馬 間で暫定的に再開通したとき北側を駒ヶ嶺までとしなかったのは、場所としての中途半端さもあるだろうが、折返にも対応していない信号の軌道回路のことも一因にあったのだろう。 写真はポイントの分岐側の速度制限を受けて、スピードを落として構内の2番線側を通過する[特急 ひたち14号]。 ◆写真の列車情報◆ E657系 水カツ K-8(写真先頭は クハ656-8) 1047頃通過 14M[特急 ひたち14号]仙台→品川 |
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【撮影日:22.05.21./掲載日:22.06.27.】 駅に到着する、後ろにE721系2輛を従えた701系の下り列車。 ◆写真の列車情報◆ 仙セン 701系1500番台 F2-509+E721系 P-10(写真先頭はF2-509 クモハ701-1509) 1115発 239M[普通]原ノ町→仙台 |
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●2014.07.訪問時 | |
【撮影日:14.07.25./掲載日:21.08.24.】 当駅には駅舎が無く、駅舎があったと思われる場所に簡易な待合室が建てられている。そして代行バスの停留所は待合室から降りてきてすぐの場所に置かれていた(写真左側)。 |
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【撮影日:14.07.25./掲載日:21.08.24.】 待合室だけの駅舎を通り抜けてホームへの階段を上がっていくと、ホームに入る直前に虎ロープが渡されており通せんぼされてしまった。ということで、その場で構内の様子を写真することにした。 写真は日暮里方向を見たところ。2面2線の駅構内には雑草がなすがままに伸びているが、ホーム、架線、跨線橋には目立った損傷はないように見えた。 |
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【撮影日:14.07.25./掲載日:21.08.24.】 上項の写真と同じ場所で、岩沼方向の写真を撮る。上下のホームには、それぞれ向かい合わせるように待合室があった。それにしても軌道内は蔓草が覆い尽くすように伸びており、まさに「蔓延」とはこういうことを言うんだなぁ、と思ってしまった。でもやはり、鉄道としての躍動感が感じられない寂しい風景である。 |
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【撮影日:14.07.25./掲載日:21.08.24.】 駅で写真を撮っていると、代行バスのバス停の時刻表にない仙台バスの代行バスがやってき。前面の窓に出された表示を見ると、「研修車」と表示されていた。鉄道でいうなら乗務訓練中といったところか。しばしの休憩の後、何事もなく出発していった。 |
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