HOME東北JR東日本常磐線

JR東日本 常磐線
Jヴィレッジ 【次の掲載駅】 竜田→ 
木 戸 Kido
 ●2014.06.01. 竜田再開通時
【入手日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 広野-竜田 間再開通に際して、当駅は無人化されてしまった。その代わりに乗車駅証明書発券機が設置された。掲載日現在では簡易Suicaリーダーが設置されている。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 当駅の漢字を見てると「水戸」にも似ている。考えてみると母音の韻も同じである。でも場所もかなり離れているので誤って下車することはないとは思うが。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 再開業に当たって補修された駅舎は、お隣の竜田駅と同様に緑のカラー鋼板の屋根に変わっていた。剝げていた壁の塗装も綺麗に白く塗り直されている。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 再開通じ、駅の窓口は塞がれていた。震災前は簡易委託駅で窓口営業も行っていたそうだが、再開通後は無人駅となってしまった。元の窓口の上部に設置された線量計が当地らしいといえば当地らしいが、正直、原発事故が無かったとしても、0.2μS/h前後の線量が計測される土地は日本では珍しくない。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 上りホームのには、写真左に見えるような城の模型が置かれている。これはかつて駅の南側、J-Village施設の北側に山田岡城(木戸城・楢葉城)があったということで、1972(昭42)年当時の木戸駅長の手によって作られたものだそうだ。ただこの模型は当時の駅長のイメージによるものだそうで、実際の城は天守などはなく、櫓や砦のようなものであったようだ。とはいえ、当時は領地の境目に近いということもあって重要拠点のひとつとされ、大きな櫓か砦が建てられていた可能性はあるそうだ。
 写真の真ん中に、ホーム上にベンチが見える(真新しそうに見えるが、震災前から設置されていた)。その傍らに「ワンマン乗車口」との表示があり、震災前に運転されていた701系やE721系のワンマン運転列車への対応であることが判る。ただ、であるが、部分再開通後は415系1500番台やE501系、E531系が運用されており、ワンマン列車の運転が開始された2020(令2)年3月以降にしてもE531系には運賃収受機の設置は当然無く、すべての扉を開放する取り扱いとなっているので、結果論としてはこの時点で「ワンマン乗車口」の表示をする意味が無くなってしまった(投稿日現在は、撤去されてるかは未確認)。もしかしたらこの当時はまだ、全線再開通した暁には震災前同様に仙台から701系やE721系が運用されることが想定されていたのだろう。

 ◆写真の列車情報◆ 415系1500番台 水カツ K529(写真先頭はクハ415-1506) 668M 936発[普通]竜田→水戸
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 跨線橋の様子だが、9ヶ月前に足場を掛けて何を補修していたようなのだが、どこに手が入ったのかが全く判らなかった。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 駅の北側にある木戸陸前浜街道踏切より駅構内を見る。構内は2面2線で、かつてはホームなしの中線があった様子が窺える。
 
 
【撮影日:14.06.01./掲載日:21.12.26.】
 駅前の街灯には、サッカーボールとシューズがデザインされた柱となっている。これは近くに「ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ」があることで考え出されたものと容易に想像される。Jヴィレッジというとサッカーの施設というイメージが強く、確かにサッカーの設備は充実しているが、スポーツ全般のトレーニングができる場所である。
 現在はJヴィレッジ駅が開設されたので最寄り駅としての地位は譲った形となっている。
 
 
 ●2013.09.訪問時
【撮影日:13.09.07./掲載日:21.12.26.】
 駅舎の前には足場の資材がたくさん置かれていた。おそらく駅舎について何らかの補修が行われるようだが、この時点ではその内容はわからなかった。答えがわかるのは再来訪する9ヶ月後のことになる。
 でも今一度この写真をみて思うのは、駅出入口のひさしだけが緑色のカラー鋼板で、屋根瓦は赤く塗られたセメント瓦とアンバランスなこと。壁の塗装も剝げているところがあった。
 
 
【撮影日:13.09.07./掲載日:21.12.26.】
 駅の外側から撮影した跨線橋の出入口に組まれた足場の様子。何らかの補修が行われていると思うのだが、足場が跨線橋全体に組まれていたわけではないので、補修の内容がどのようなものなのかは判らなかった。
 
 
 

▲このページのTOPへ戻る