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東日本旅客鉄道 磐越東線
小野新町 【次の掲載駅】 菅谷  
神 俣 Kammata
   ●2015年3月
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 駅名標がなぜかベンチに挟まれています。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 神俣駅の駅舎は田村市滝根コミュニティーセンターとの合造。そのうち駅部分は1階のみである。建物は一番上に星が飾られ、全体的にファンシーな造りとなっているが、これは「あぶくま洞」に併設されている「星の村天文台」というのがあることから、宇宙をイメージした造りになっているのであろう。
 2005(平17)年の田村郡の町村が合併し田村市になる以前は、隣の菅谷駅と共に滝根町に所属し、神俣駅は滝根町の中心駅であった。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 「ふたつの宇宙に会えるまち」というキャッチフレーズが書かれている。2つの宇宙とは「星の村天文台」に関するいわゆる普通の宇宙と、「あぶくま洞」の地底に広がる異星のような空間を意味しているようだ。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 駅には有人の窓口があり、三春駅が管理しているとのこと。普段は6:30~15:00まで営業しているようだが、私が訪れた日は臨時休業日で窓口は閉まっていた。なんてこったい。一階の待合室には地元の生産品などを入れたショーケースなども置かれていた。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 神俣駅のホームの待合室は、よくよく観察してみると、小野新町駅のものとそっくりである。ただ駅名の掲示はない。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 神俣駅の構内の線路を跨ぐ自由通路跨線橋(屋根つき)から撮影。かつては大滝根山から採掘していた石灰石を輸送するための住友セメントの専用線が分岐していた。線路は写真やや左上の白い建物の工場とその右側の離れて見える薄緑色の背の高い塔の間に延びていたものと思われる。線路はその先の山へ入り、勾配をクリアするために途中大きく屈曲したカーブがいくつも存在した(国土地理院の空撮アーカイブ(地図・空中写真閲覧サービス)でも確認できる)。そして線路は最終的に写真右の鉄塔の後ろ、削れた岩肌の見える鉱山へと繋がっていた。ちなみに現在、その場所には採掘時に発見された「あぶくま洞」と「星の村天文台」がある。
 磐越東線(下り方向・郡山側)の方は写真の左側に反れていく。
 
【撮影日:15.03.28./掲載日:15.04.19.】
 ホーム脇にも「あぶくま洞」と「星の村天文台」を宣伝する看板が立てられている。「星の村天文台」は天体観測所としてだけではなく、プラネタリウムも併設されている。

 ◆写真の列車情報◆
 仙コリ キハ110 キハ112-102(+キハ111-102) 808発 729D[普通]小野新町→郡山

 
 

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