HOME東北JR東日本水郡線

東日本旅客鉄道 水郡線
磐城石井 【次の掲載駅】 近津  
磐城塙
Iwaki-Hanawa
 
【購入日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 当駅には券売機は無いので、きっぷはPOS発券。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 名所案内に「県立こんにゃく試験地」とあるが、観光に行けるような施設なのか疑問に思って調べてみたが、観光客が訪れるような場所ではなかったようだ。訪問時には現役だったかどうかは判らなかったが、掲載日現在は閉鎖された同所を塙町が購入して、畑の土壌改質効果があるという「竹パウダー」なるものの生産をしているという。竹の中には土壌微生物に有用なタンパク質を多く含んでいるところに着目したそうだ。「竹パウダー」は地元の道の駅で購入が可能だそうだが、将来的にネット販売も視野に入れているという。
 こんにゃくというと群馬が産地としてよく知られているが、塙町では江戸中期から続く名産品だそうで、こんにゃく餅、こんにゃくそうめん、さしみこんにゃくなど、いろいろなお土産物があるそうだ。
 
【撮影日:14.06.15./掲載日:18.09.15.】
 1995(平7)年に建築デザインでグッドデザイン賞を受賞している「JR磐城塙駅 塙町コミュニティプラザ」。見た目5つある円錐の屋根は、塙町の産業である林業から森林の木々をイメージしているそうだ。でも個人的にはなぜかアポロチョコを思い出してしまう。
 写真に見える5つの屋根のうち、駅舎に相当するのは真ん中の部分になる。
 
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 当駅は委託駅となっている。駅の窓口は、写真中央下部の灰色の円柱のところになる。なんだか、溶接するときに使う防護面のようにも見える。
 建屋を内側から見ると、和傘の骨組みような美しさが感じられた。そこでこの屋根裏を写そうとローアングルから撮影を試みたが、私の技量と短時間と他の利用客がいる中ではこれが限界、表現しきれなかった…。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 コミュニティプラザに併設されている「富永一朗はなわ漫画廊」の看板。富永氏は当地とのゆかりはもともと無いそうだが、訪問したときに町に対して好印象を持ったのが縁となったそうだ。温泉宿泊施設の「湯遊ランドはなわ」など、町中でいくつか富永氏の絵が見られるそうだ。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 構内は2面2線で、上下ホームがオフセットされた配置になっている。線路を渡る跨線橋もクランク状になっている。
 かつては上下ホームの両外側に貨物側線が存在していたようだ。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.15.】
 跨線橋の上から上り列車を見送る。
 自治体の施設が入居していたり、自治体が建設したローカル線の駅では、赤さびた線路と新しい建屋という組み合わせはよく見られる風景である。でもアポロチョコが並ぶ横を列車が行く風景というのは、なかなかシュールである(笑)。

 ◆写真の列車情報◆ 水スイ E132-8(ほか1輛) 1044発 324D[普通]郡山→水戸
 
 

▲このページのTOPへ戻る