船引に来ると、駅舎の反対側(写真の向こう側)の結婚式場の派手な建物がいつも気になってしまう。
船引駅の駅舎は大きくて立派だが、その実は田村市船引コミュニティープラザとの合造である。実質の駅の部分は写真でいうと建物の1階の左部分だけである。建物の右側にくっついているぽこぽこした状態のものは、屋根付きの跨線橋(自由通路)である。
窓口周りは駅らしい雰囲気で、写真の左手には売店もある。しかし180度振り返るとそこはコミュニティープラザ、駅とは別物の異空間である。この雰囲気、どこかで感じたことがあるぞ…と思って記憶を掘り起こした結果、JR九州／松浦鉄道の(路線分断後の)伊万里駅が思い当たった。でもこういう駅と役所関連の施設がが合併した駅というのは、昨今増えているんだろうなぁ。
ホームのスロープを下りて構内踏切を渡る前に、何かエラいものが鎮座していた。上の看板にも説明されているが、これは「お人形様」といい、見た目によらず魔除け効果のあるありがたいものだという。
船引に到着するキハ100系の3輛編成。車掌が後方ではなく、前方運転席から顔を出して安全確認しているのだが、なんか編成の進行方向に迷う写真である。
◆写真の列車情報◆
仙コリ キハ110 キハ112-108(+キハ111-108＋キハ110(番号不明)) 1343発 732D[普通]郡山→いわき