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東日本旅客鉄道 只見線
会津塩沢 【次の掲載駅】 (叶津)  
会津蒲生 Aizu-Gamō
 ●2014年09月 訪問時
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 会津蒲生駅のホームは緩くカーブしている。ホーム上にある待合室は入口に板が貼られており、立ち入ることができない。運休中の駅であるため、致し方ない。それにしてもこの駅には代行バスの停車位置情報も時刻表も見当たらない。最初これには驚いたが、このあと営業休止中の各駅を訪れると、代行バスの案内が不十分、または全く成されていない駅が存在し、驚きを増すことになる。利用者が限定的で少ないとはいえ、代行バスを使って路線として営業している以上は何がしかの表示はちゃんとすべきだと思う。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 正直、私がこの写真の光景を見たときは唖然としてしまった。なんで踏切の内部にホームに繋がる通路があるのだろうか、と。これって安全上問題ないのか、と列車の運転本数が少なかったとはいえ、心配になってくる。これが、この後訪れる会津越川駅も同じような状況になっているのだが、会津越川駅の方は舗装されているのでまだ通路の呈を成しているが、ここはどう見ても申し訳程度に通路が造られている感じで、非公認踏切みたいなにおいさえ感じさせる。
 ちなみにこの踏切には「西側踏切」という名称が付いている。この踏切を越えてひたすら山側に進むと、蒲生岳という山に登山できるらしい。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 上項で説明した西側踏切から只見・小出方面側を眺めると、ホームからちょっと離れた距離まで路盤が除草されていることが判る。おそらく地元の方々が只見線の再開を願いつつ除草したのではないかかと想像する。
 
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 只見駅で入手した「只見線の旅」という冊子を参考に代行バスの停車箇所を探す。冊子には会津蒲生駅の代行バスの停留所は“さわやかトイレ前”と記載されているが、それは写真の建物「蒲生集会施設 雪の里」の中にあるようだ。そして集会所の前が会津川口方面の代行バス乗り場であり、その向かい側にある「蒲生岳登山駐車場」が只見方面のバス乗り場である。只見方面側のその駐車場には小さな控え室とトイレが備わった建物があった。
 
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.06.】
 写真は「蒲生集会施設 雪の里」の入口部分。右側の建屋入り口の所に貼られている掲示物が、代行バスの時刻表になる。これを見て初めて、会津蒲生駅代行バス乗り場の存在を確かに確認できた気持ちになった。そして写真左側に、只見線の運休の原因となった2011(平23)年夏の新潟・福島豪雨のときの浸水水位が表示されていた。この水位だと集会施設の1階の床上まで浸水したのだろうと想像できるが、実はこの位置は、只見川の訪問時の水位から考えるとかなり高い位置にあり(どのくらい上がったかは判らないが、5mでは足りないという感じ)、水害は相当ひどいものであったことが窺える。
 
 

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