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江名鉄道
福島臨海鉄道 本線
小名浜 【次の掲載駅】 水産高校前
栄 町 Sakaechō
 ●14年4月
【撮影日:14.04.27./掲載日:18.04.07.】
 当駅は福島臨海鉄道と江名鉄道の境界駅。…ではあったが、ホームが1面1線と、ホームの小名浜側で海側に分岐して本線に並行する貨物側線が1本あるのみで、およそ会社境界駅らしからぬ姿であったという。もともと小名浜-栄町 間の線路は、小名浜駅から小名浜魚市場まで延びていた通称"魚市場線"と呼ばれる引込線を転用したものらしい。貨物側線は昭和30年代後半には使われて無くなっていたそうで、魚市場から貨物輸送させる荷物は一旦、車で小名浜駅に運ばれていたそうだ。
 写真の左には「廻船問屋 株式会社 酢屋商店」という3階建ての建物が見える。栄町駅はこの「酢屋商店」と道路を挟んだ向かい合わせの位置か、そこからやや写真の奥側にあった。本線の山側(写真左側)にあった板張りのホームは、写真の道路のセンターライン付近にあったと思われるが、写真を見て判るように鉄道の痕跡らしきものは全く残っていない。
 
【撮影日:14.04.27./掲載日:18.04.07.】
 上項の写真の道を奥に進むと、崖に穿たれた2つのトンネル(小名浜港トンネル)が見える。そのうち写真左側のトンネルが江名鉄道の小名浜第一トンネルと転用、拡幅したものになる。ちなみに小名浜第一トンネルはこのトンネル抜けた先の交差点を右折した所にあったそうだが、そちらは今では切り通しの道路になっており、トンネルとして残っていない。
 
 
 

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