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土佐くろしお鉄道 中村線・宿毛線
西大方 【次の掲載駅】 宿毛  
中 村 Nakamura
 ●2002年10月 訪問時
【購入日:02.10.04./掲載日:17.02.02.】
 番号:1994
 中村駅の硬券入場券のデザインは、飛び交うトンボと虫取り網を持つ少女。トンボは清流・四万十川と切っても切れない関係にある。
 
【購入日:02.10.04./掲載日:17.02.02.】
 こちらは券売機売りの入場券。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 もし昭和50年代初頭まであった国鉄線の計画線どおり、宿毛線(宇和島-中村)も阿佐線(牟岐-後免)も明石海峡大橋-鳴門大橋ルートも全て予定通り全線開通していれば、中村は四国の鉄道最果ての地となるはずだったところである。中村駅が開業したのは、わたしの産まれた5ヶ月後である。
 中村は中村線と宿毛線の終点ではあるが、駅構内は中村線と宿毛線が直通で運転されていることもあって、見た目は普通の中間駅である。当駅には車庫がある関係で、列車の運転は中村が中心となっている。また当駅は中村線と宿毛線の中で最大の乗降者数を誇っているが、それでも1日平均1500人ほどである(当時)。
 この旅の場面で土佐くろしお鉄道の社員の様子を見ているが、ごめん・なはり線を含め余り好印象を持てない。当時の雑誌でも、私と同じ印象をうかがわせる記事をしばしば見た記憶がある。
 訪問してからこの記事を書くまでに十数年が経っているが、今訪れればその印象は違ったものになるだろうか。
 写真は宿毛線の駅で見られるタイプの駅名標。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 上の写真とは異なり、中村線の駅で見られるタイプの駅名標。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 高知県西部の拠点でもある中村駅の駅舎は、一地方にしては立派な鉄筋コンクリート造りである。駅舎前にはチューブを縦切りにしたような屋根がついており、雨をしのげるようになっているのは観光客などに配慮しているのだろう。
 
【撮影日:02.10.04./掲載日:17.02.02.】
 改札口は、両端に駅員が立つ場所が両端にあり、その間にあるラッチは3通路あるというちょっと変わった構造。またラッチも外観が木目調になっているのも変わっている。
 左側でにこっと笑っているキャラクターは、よさこい高知国体(第57回国体、2002年開催)のマスコット「くろしおくん」。この当時はまだ「ゆるキャラ」という言葉は存在せず、マスコットキャラクターと呼んでいた。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 駅前のロータリーには、四万十川で行われている投網による鮎漁を描いたレリーフがあった。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 あゆ、です。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 当駅始発38D[特急]南風8号はアンパンマン列車が所定。ホーム下にある併結目標の「やわやわ」の表示が面白い。
 ちなみにこの時のアンパンマン編成は、編成の最後尾(写真では右奥)の運転台つき半室グリーン車の2000形が所定の2006(アンパンマンラッピング)ではなく、一般塗装の2008であった。ちなみにこの2008は後年の宿毛駅事故で悲運に遭い廃車となっている。
 
【撮影日:02.10.05./掲載日:17.02.02.】
 TKT8000形の並び。左の「とんぼ」は315D窪川発 宿毛行き、右の「宇和海の日の入り」はわたしがこれから乗車する316D宿毛発 窪川ゆき。上項の写真の南風8号が中村始発であるため、316Dには宿毛方面からの特急接続の役割が課せられていた。
 
 

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