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松浦鉄道 西九州線
松浦 【次の掲載駅】 たびら平戸口  
西木場 Nishi-Koba
 ●2011年11月訪問時
【入手日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】

 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 駅名標は南側に面しているせいか、標示の白化が進んでいた。松浦鉄道の駅名標に書かれているはずのイラストも、これでは何が描かれていたのかよくわからない。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 当駅は松浦鉄道に転換して3年ほど経った後にできた駅。駅は1面1線の棒線駅で、転換後開業駅ということもあってか、駅舎は無い。ただ駅前は、ロータリーにはなっていないが、車が転回するには十分な広さを確保された道路となっている。線路はすくそばを通る国道208号線からは5~6メートルほど低い場所を通っている。駅前には民家以外にこれといったものはなかったが、訪問当時は駅前の高台に国道相手に商売するコンビニが営業していた。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 当駅は、少しでも利用客を増やすために造られたであろうことが容易に想像される、典型的な転換後開業駅の1面1線の棒線駅。
 当駅で次の列車を待っていると、地元の方であろうか、高齢の男性が私に話しかけてきた。ただ話の内容があまりにも当たり障りながなさすぎる上に話がループするので少々うんざりしたのだが、高齢故に無碍に話を切るのも悪いと思い、黙って話を聞いていたことを思い出す。ただ唯一、その方から聞いた有益だった情報としては、当地周辺は温暖な気候故に、一斉に紅葉するという現象が起きないのだという。もしこの近場で紅葉の景色を見たいとなれば、佐賀県北東の背振山地の方まで行かないとならないのだそうだ。
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 当地は地理的に伊万里側からも佐世保側からも一番離れた九州の西北の端である。そして当駅は西九州線でも伊万里-たびら平戸口 間は最も本数が絞られている区間の中にあるが、写真の時刻表を見て判るように1時間に1本の列車が確保されている。地方の路線としてはうらやましいと思える本数だが、その裏にはきっと松浦鉄道も努力をしているのだろうと想像を巡らしてしまう。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 ホームのそばにあった44.4kmのキロポスト(というか100mポスト)。当駅の営業キロは44.4kmで、実キロと揃っている。それにしてもこれだけ「4」が書かれていると、幸せ(4合わせ)感が増す(笑)。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.19.】
 当駅訪問では元から上り列車を一本見送る予定であったので、駅の北側の高台を通る国道204号線脇のコンビニの駐車場で、パンをひとつ買って待つことにした。そしてやってきたのは、写真のMR-100形。MR-600形が営業列車のほとんどを占める中でのMR-100形の登場はちょっとうれしかった。
 ちなみに掲載日現在では、写真の撮影場所としたコンビニは閉店し、全く別の会社の敷地となっている。

 ◆写真の列車情報◆ MR-100形 MR-125 336D 1259発[普通]佐世保→伊万里
 
 
 

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