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松浦鉄道 西九州線
浦ノ崎 【次の掲載駅】 今福  
福島口 Fukushima-Guchi
 ●2011年11月訪問時
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.13.】
 当駅の駅名としている"福島"は、当駅のそばの浦ノ崎港からの渡船で渡った先にある島の名前だ。福島は長崎県松浦市に所属するが、当駅は佐賀県伊万里市に所在する。とはいっても、駅から数百メートル北西に移動すれば長崎県との県境がある。
 駅名標には椿の花のイラストが入っている。椿は福島と関わりがあるようだ。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.13.】
 私は当駅には浦ノ崎駅から徒歩で訪問した。当駅と浦ノ崎駅との間は営業キロでわずか0.5km。駅間に佐代川の橋梁があるとはいえ、道路を歩いて移動しても、道路が線路に並行しているので迂回するようなこともない。当駅は福島との渡船がある浦ノ崎港にすぐアクセスできるように開設したということで間違いないであろう。
 ちなみに掲載日現在、福島との渡船は1日8往復(休日は朝1番の一往復が運休)が運行されいる。浦ノ崎港は佐賀県伊万里市ににあるが、渡船の運航は福島が所属する長崎県松浦市が実施している。ちなみに船の名前は、駅名標のイラストにもある"つばき"の名前がついている。
 ただ当の福島であるが、島の東部で伊万里市波多津(伊万里市街から北に約14km)という場所と福島大橋で結ばれ、九州本島と陸続きになっている。こうなってくると、架橋できるくらい地理的にも、おそらく経済的にも佐賀県に近い福島が、なにゆえ長崎県とされているのかが不思議である。平成の大合併の頃、長崎県(旧)福島町は、長崎県松浦市ではなく佐賀県伊万里市との越県合併を画策していたこともあったようだ。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.13.】
 ホーム上から伊万里方向を見る。何も変哲も無いコンクリートの板きれホームがある棒線駅である。ホームの反対側に申し訳程度に柵が立てられているが、目隠しのためだとしてもそれほど効果があるのかが疑問である。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.03.13.】
 ホームに到着した列車で、向かい側の目隠しが車窓から効果があるか見てみるが、席に座っていれば下方向は見えないかもしれないが、車内で立って車窓を眺めれば結局見えてしまうような感じだ。

 ◆写真の列車情報◆ MR-600形 MR-606 343D 1159発[普通]伊万里→佐世保
 
 

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