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九州旅客鉄道 日豊本線
大神 【次の掲載駅】 暘谷
日 出 Hiji
 2014.05.訪問時
【購入日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 日出駅がある日出町は速見郡に属する。廃藩置県後、同じ速見郡内にあった温泉地の別府は「村」であったが、日出は当初から「町」であった。しかし現在では日出町は速見郡を構成する唯一の自治体になってしまった。
 ちなみに日出には、芋焼酎で有名な二階堂酒造の本社がある。
 また東日本大震災関連の復興支援で、日出町の宮大工の方が一対の獅子頭を宮城県の亘理町に寄贈、それがきっかけで1980年代に廃れた「亘理獅子舞」が2015(平27)年に復活したというエピソードがある。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 日出駅はちょっと変わった構造である。駅の入口は写真左下にあり、線路をくぐって階段を上がり、複線の線路の間にある、写真右中央に見える駅舎に繋がっている。こういった構造の駅舎はあまりないのではなかろうか?
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 築堤のトンネルをくぐって階段を上がると、線路に挟まれた駅舎に到着する。暗いところを通ってから見えてくる白い駅舎は目に映える。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 上の写真の位置から出口側へと180度振り返ると…。向かいの窓から、サンリオのキャラたちがこちらを見ている。不釣り合いな分だけシュールに見える。なぜここにサンリオキャラがいるかというと、どうも町内にあるサンリオのハーモニーランドとの関係があるようだ。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 日豊本線は東西南北にいろいろ方向が転進しながら一筋の道が続いている。日出町内に関して書けば、東に進むのが上り、西に進むのが下りになる。
 日出駅の西側(大分方面)には両渡り線があり、大分方面の折り返しや、特急列車の待避にも使われる。下に掲載した時刻表頒布物から、電車がこのポイントで渡る時間が推測できる。ちなみに東側(中津方面)は単線である。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 日出を通過する上りの885系[特急]ソニック。日出の駅名標には、当地の名物「城下がれい」の絵が描かれている。
 
【取得日:14.05.09./掲載日:15.03.16.】
 写真の時刻表は、大神・日出・暘谷・豊後豊岡の4駅の時刻表。入手したのは、暘谷以外の3駅のどこかであったが忘れてしまった(実際には4駅で配られていたとは思うが)。掲載するにあたって、4駅が日出町内に所属することから、代表して日出駅とさせていただいた。
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紙面の大きさはB4サイズ。
 3駅以上の駅を掲載している時刻表頒布物では、横書き(列車の動きが左右方向)にした時刻表タイプのものをよく見る。しかしこれは「時」の軸を縦に列車の発車分を横に並べる、駅単位の時刻表タイプを4駅分つくっつけている。2駅分をくっつけたこのタイプはままあるが、これはちょっと珍しいタイプかも。また上りと下りでは、0時台の列車の有無の関係で上りの方が1行多くなっているが、そのために1行の幅が上下で微妙に変えている。
 下に入っている広告だが、3社ともタクシー会社というのが面白い。しかもTポイントカードの1地域1業種1加盟店の施策がここでも徹底されていることが垣間見られる。
 
 
 

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