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九州旅客鉄道 日豊本線
柳ヶ浦 【次の掲載駅】 宇佐
豊前長洲 Buzen-Nagasu
 2014.05.訪問時
【購入日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 券売機から購入した、無人駅マークが入った切符。発券番号がぞろ目でなく、惜しい。でも購入時間が9日9時9分だ…と負け惜しみを書いてみる。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 駅名標の中央下の絵には、エビと貝の絵が。宇佐というと麦焼酎「いいちこ」が有名だが、他に宇佐の名物は…と探してみると、市の観光広報のホームページには、すっぽん、どじょう、ゆず、ぶどう…などとと出てきて、駅名標のものとは繋がらない。長洲には漁港がありイベントも開催されているようではあるが、はてさて、どうしたものやら…。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 駅舎は木造で、2段になっている屋根の瓦が趣ある古さを醸し出している。入口横には、ブルーバック、白文字の駅名の標示板が掲げられている。ただその掲げられている壁はモルタルになっていることから、後年、ひさし部分だったところを改造して室内を拡張したのではないかと推察される。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 駅舎に取り付けられている「建物財産標」。日付は「明治44(1911)年4月21日」とあり、訪問時で間違いなく築後100年を超えた駅舎である。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 木造の外観の駅舎に対して、駅舎内はかなり手が入った状態である。まあこの辺りは、有人駅だった頃の使い勝手の問題とかもあったのだろうから仕方ないのだろう…がちょっと残念。無人駅なので、窓口はカーテンで閉ざされたままになっている。その窓口には駅時刻表が取り付けられており、その横の箱に掲示用の時刻表が何本も巻かれた状態で箱に入れられていた。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 ホーム側から駅舎を見たところ。私はこの建屋の半分以下しか生きてはいないが、古い木造の建屋の外観を見ていると、脳みそが懐かしさの部分を刺激してくれる。
 中程のひさしを支える柱の所には、青地に白い文字でかかれた古いタイプの駅名標が掲げられていた。このタイプの駅名標はは他の駅でも見られた。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 駅舎の古さとは対照的に、駅舎とホームを繋ぐ跨線橋と、ホームの屋根はコンクリート造りである。しかもホームの屋根の方はごつい造りになっている。それが逆に現代的ではなく、古さを感じる。それにしても、何故ホームの屋根が跨線橋の降り口と180度逆側に存在しているのか、不思議である。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 783系「にちりんシーガイア」が通過していく。訪問時、当地で783系の定期列車が見られるのは1日1往復のみだったので、結構稀少なチャンスであった。
 この783系は南福岡区の所属で、「にちりんシーガイア」で宮崎入りした後は、「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」の大分~宮崎~鹿児島中央 間の特急に充当され、上りの「にちりんシーガイア」の充当を経て南福岡へ帰って行く。南福岡から見るとこれらは九州の真反対、遠隔地での運用だが、この編成はこちらでの運用の方がメインになっている。783系は訪問時では(「みどり」「ハウステンボス」編成も配置されている)南福岡区に集中配置になっており、検修などの効率でこのようになっているのだろうが、運用面ではちょっと非効率になっている。
 
【撮影日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
 883系の青ソニックが車体を傾斜させながらカーブしたホームを通過していく。もちろん路盤にはカントがついてはいるのだが、側面の客室窓が結構上を向いており、車体を傾斜させていることが判る。883系は交流電車初で、かつJR九州初の振り子電車である。
 
【取得日:14.05.09./掲載日:15.04.07.】
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 改札口に置かれていたこの時刻表は、巻かれてゴム止めされていた。今回の日豊本線訪問でGetした頒布ものの掲示タイプの時刻表は、赤と青の2色刷のものが多かったが、ここ豊前長洲のものは黒1色刷だ。分の表示位置も20分毎にずらした分散配置型だ。
 

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