駅名標に入る温泉マーク。ただよく見る湯気が揺らいだ形ではなく、湯気が直線でとても力強い。…間歇泉？ じゃないよなぁ(笑)。
それと気になるのが、赤い横長の三角の下に付されているアンダーライン。何か意味があるのだろうか。
別府駅前に、なにやら剽軽なおじさんの像が建っている。この人物は油屋熊八という方で、私財をなげうって別府の観光地化に尽力し、一方で亀の井旅館(現・亀の井ホテル)や亀の井交通(現・亀の井バス)を創業したという、凄い人物とのこと。そのことから"別府観光の父"ともいわれているという。この格好から相当ユニークな人だったと思われるが、頑固な一面があったともいう。
別府駅のホームは、2面4線に、ホームのない中線を2線を加えた構造。平日の日中とはいえ、随分がらんとした状態だった。次の列車を待っていても寂しさを感じた。
上り[普通]大神ゆきが到着。かつては東京、大阪から直通列車もあり、観光客で賑わうであろう長大なホームに、2輛編成の電車がちょこんと停車する様子は淋しいものがある。