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九州旅客鉄道 日豊本線
日代 【次の掲載駅】 佐伯
浅海井 Azamui
 2014.05.訪問時
【購入日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 無人駅マーク入りの券売機売りの切符。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 駅名標の住所表記が新しく直されているが、佐伯市と合併する2005(平17)年までは南海部郡上浦町であった。浅海井駅は上浦町唯一の駅であった。
 駅名標には滝の絵が描かれている。浅海井駅の近くでもある、海岸線から数百メートル内陸に入ったところに落差15m程の高さの「暁嵐(ぎょうらん)の滝」という滝があるそうだ。駅名標の横にある植物が、いかにも南国っぽい。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 浅海井駅の駅舎は、壁が若草色に塗られていてちょっとびっくりした。
 ここに記事を書くときに初めて知ったのだが、浅海井駅は九州最東端の駅とのこと。日豊本線は確かに九州の東を結んでいる線ではあるが、路線の中間部にまさかそのような場所があるとはちょっと意外だった。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 きっぷ売り場前の空間は手狭だ。無人駅ながら綺麗にされ、小物や花が飾られている。しかし閉ざされた売り場の向こう側のロールカーテンや、窓口や出入り口の上にあっただろう、運賃表か時刻表が貼られた後が少し痛く感じる。駅が大切にされていることは判るが、駅らしくない空間になっているような錯覚も感じてしまった。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 駅舎内は綺麗に飾られている。ここは無人駅なので地元の人たちの努力の成果なのだろう。にしても、同時に指名手配者の写真が貼られているのはちょっといただけない。張り出すのは大事なことだけど、もうちょっと考えた方が良さそうだ。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 駅舎からホームへ渡るための跨線橋の間にもいろいろな鉢植えが置かれている。地元の人は駅を大事にしているんだなぁと思える光景だ。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 跨線橋の上からカーブしたホームを見る。方向は南側(佐伯方面)。日豊本線のリアス式の海岸線が近い駅は湾曲したホームを持っていることが多い気がする。平地が少ないというのはリアス式海岸線の特徴でもある。
 昔、交通がそれほど発達していないころ、少ない平地を捻出してでも鉄道を熱望していた時代もあったと想像する。今は昔とは鉄道の立ち位置は変わってしまっている。かつては空いている土地にも入れ替えの貨車が入ったりしていたであろうが、今では遊休地として持て余している。地方に行けば、町に鉄道があったとしても鉄道を利用することがほとんどないという方々は数多くいる。その人たちにとって鉄道は、駅はどのようなものに映っているのだろうか。土地喰い虫とか邪魔者にされていなければ良いが…。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 下り[普通]佐伯ゆきの415系が、上り列車の到着を待つ。安全のための監視モニターはカーブしたホームには必須アイテムだ。
 
【撮影日:14.05.08./掲載日:15.03.21.】
 上の写真から数分後、上り[普通]大分ゆきが到着。車体の色が対照的だ。
 
 

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