この「千歳空港駅」のポケット時刻表は、北海道でのスキー帰りに利用した千歳空港で、飛行機の待ち時間に駅で拾ってきたものである。たまたまではあるが、この時刻表を手に入れた日とダイヤ改正日が重なっていた。
画像は2枚構成で、上下で裏表の関係になっている。下の「時刻表」部分の画像をクリックすると拡大表示します。
このポケット時刻表には、特急や急行の列車名が書かれてはいない。しかしそんな中でも、[特急]苫小牧の表示から「ホワイトアロー」が走っていたこと、[特急]旭川の表示から「ライラック」がまだ現役だったこと、[急行]東室蘭の表示から「すずらん」がまだ急行であったこと、他にも夜行の特急や急行が複数存在したことなどが読み取れる。普通と快速は毎時２,３本が確保されているが、運転間隔が40分ほど空く時間があったり、特急も含めて運転に偏りがあり、空港アクセス鉄道としての機能はまだ今ひとつのように見える。
現在は延伸線にできた新千歳空港駅がアクセス駅となっているが、時刻表を見比べても、現在の方が格段に利用しやすいダイヤになっている。