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豊橋鉄道 渥美線 
小池 【次の掲載駅】 南栄
愛知大学前 Aichi-Daigaku-Mae
  2013.10.04.訪問時
【購入日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 発券番号があと10番後ろだったら…。
 ここの券売機の印字スタイルは、柳生橋駅のものと小池駅のものとはまた異なる。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 駅の新豊橋側にある、愛知大学の校門にも繋がっている踏切から駅構内を見る。大きくウェーブがかかったホーム上屋がユニークだ。
 渥美線は、渥美電鉄が高師-豊島 間が1924(大13)年最初に開業した区間で、以降約3年をかけて徐々に両端の線路を延ばしていって、現在の新豊橋-三河田原 間の線路を完成に至っている。当駅もわずか1年ほどだが終端駅だった歴史を持っている(当時は師団口駅)。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 ホームの三河田原側には「混雑緩和のため」という愛知大学敷地内に直結している臨時改札口があり、写真右には詰所のようなものが見える。ただカードリーダーは設置されていないので、きっぷ(出札のみ)・定期券所持者専用のようだ。面白いことに土曜日はともかく、木曜日の夕方もこの臨時改札は開かないとのこと(休日は改札無し)。愛知大学の講義って木曜日は少なめになっているのであろうか??
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 渥美線のダイヤは基本的に15分間隔なのだが、朝や夜間はそのパターンが乱れる。こういうダイヤはよくある話なので不思議ではない。でもよく見てみると朝の通勤時間帯のダイヤは13~18分となっており、列車本数的にも日中と変わっていないので、なぜ運転間隔のバランスをあえて崩しているのか意図がよく見えない。いっそのこと6時台の中盤から15分間隔でもよさそうなものだし、利用者にも判りやすい気がするのだが…。何かそうしなければならない理由でもあるのだろうか。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 駅の新豊橋側には地下へ続く勾配があり、その先には小池隧道がある。この隧道は、柳生橋駅付近から当駅北側付近まで通る国道259号バイパスを2車線から4車線に拡幅するのに際し、線路を垂直方向に移設することで諸々の問題を解決しようと建設されたものである。問題とは、バイパスに残っていた踏切部分だけが片側1車線で渋滞を招いていたことや、拡幅には渥美線の敷地を一部必要とした点などである。建設工事の際は現在線のそばに仮線を設ける方法ではなく、現在線から最大東へ約120m程離れ、仮線の南半分ほどは愛知大学の北西の敷地内を貫くというかなり大胆なものであった。その仮線の様子は、国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで見ることができる(偶然にも工事時期と撮影時期が重なっていた)。小池隧道の供用開始は1986(昭61)年とのこと。ちなみに仮線の跡の北半分、小池駅の南側の小池2号踏切付近から愛知大学北門あたりまでは、道路や豊鉄直営の駐車場となっているので廃線追跡は可能だ(でも仮線であったことや、その後の造成などで鉄道の痕跡は残っていないとは思うが)。ちなみに、小池駅からは線路のカーブに阻まれて小池隧道を望むことはできない。
 写真の列車は勾配を下っていく新豊橋行きで、雰囲気だけは地下鉄線へ入っていく感じである。ただ東急時代も同車は地上線専用で、地下鉄直通の運用に入っていくことはなかった。
 
 ◆写真の列車情報◆ 1800形 1807F[菜の花・写真先頭車はモ1807] 1031発[普通]三河田原→新豊橋
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.21.】
 駅を出発するつつじ編成。
 当駅で待っているときに思ったのだが、駅に並行する国道259号・田原街道の車通りはひっきりなしといった感じでだった。

 ◆写真の列車情報◆ 1800形 1803F[つつじ・写真先頭車はク2803] 1021発[普通]新豊橋→三河田原
 
 

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