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名古屋鉄道 名古屋本線・豊川線
豊川稲荷・([JR東海]下地)【次の掲載駅】 知立
国 府
 
【購入日:13.10.04./掲載日:20.07.26.】
 
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.07.26.】
 駅名となっている地名は、文字が表す通りにかつて当駅近くに三河国の国府が置かれていたことによる。その場所は駅から東南東へ直線で500m程行った曹源寺という寺院の場所にあったとのこと。更にそこから東に行くと、国分寺や国分尼寺といった場所もあるそうだ。
 それにしても、この漢字を当てて「こう」と読むのはなぜなんだろうなぁ。「こくふ」の発音が短くなっていく方向で転訛していったのだろうか。普通に「こくふ」(一部に「こくぶ」)と読ませる場所も多いが、「こう」と読ませる例も各地でみられ、このような読みを含む苗字(国府、国府田など)の方も実際いたりする。更に省略が進むと、島根県浜田市の、石見国の国府があった場所に近いという山陰本線下府駅のように「府」一文字で「こう」と読ませたりするとこもあるが、これはかなりの力技だ(笑)。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.07.26.】
 豊川市内にある当駅だが、利用者数は市代表駅であるJRの豊川駅よりも多いという。そういうこともあるのだろうか、表玄関側となる西口は結構立派な造りとなっている。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.07.26.】
 この車輛を見ると、スカーレット一色の名鉄王国にも金属地の無塗装車の波には抗しきれなかったか、と思わずにはいられない。無塗装にするメリットというのはもちろん大きいので一概に否定はしないが、その鉄道のアイデンティティともいえる車体色が、喩えただの一色塗りであったとしても、消えていくのはどことなく寂しい。

 ◆写真の列車情報◆ 3300系 舞木区3157F(モ3257ほか2連)+?? [急行]??→名鉄岐阜(発車時刻・列車番号不明)
 
 

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