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愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線
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四 郷 Shigō
 
【入手日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 車内でドローした整理券。印字書体はわりかし古めのタイプだった。整理券の番号がダミアンだ…。
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 この「四郷」という室町時代から記録があるという地名の由来は、読んで字のごとく4つの郷があったところというのが有力な説だそうだ。ちなみにその4つの郷というのは田籾郷、富田郷、大島郷、深見郷を指すそうだが、現在の住居表示ではいずれの地名も残っていないようだ。
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 駅の外観を見る。駅構内通路が築堤の中に潜ってしまっているので、いわゆる駅舎というものは存在しない。駅の前後は単線区間で、ホームは1面2線で上下列車が交換可能な駅となっている。しかし写真に見える架線のビームの長さは2面4線分が造られており、当駅について複線区間の緩急接続・追い越しを想定していたことが判る。
 ちなみに当駅は名鉄三河線猿投駅の西方2km弱の場所にある。
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 ホームの階下、築堤の中にある改札口。訪問日は金曜日であったが、訪問時間帯は駅員は不在だった。駅員は平日の朝夕のみの配置とのこと。
 駅員の事務所は通路に後付けで設置された簡易のものだ。床面を見ると、その工事に伴って黄色の点字ブロックが剥がされ移動した様子が見える。
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 駅に到着する高蔵寺ゆきの列車。列車の後ろの景色を見ると、周辺に田畑が広がっているのが判る。この当時は駅周辺には商店や人家というものが少なく、どうしてここに駅を建設したのだろうかという風景が広がっていた。ただ市街から離れた場所というわけではないので、訪問の数年後からは工業団地を初め、駅周辺に開発の手が徐々に入ってきているという。

 ◆写真の列車情報◆ 2000系 G9[2輛編成:写真先頭はクハ2209] 1323発 1163H[普通]岡崎→高蔵寺
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 ここまで乗ってきた岡崎ゆきが出発する。列車の左手は島式ホーム1面2線が造れる敷地が広がるが、そこにはバラストが積まれているのが見える。愛環ではこの空き地を利用して保線用の引込線を一本敷設し、バラスト輸送の拠点として使われている。

 ◆写真の列車情報◆ 2000系 G2[2輛編成:写真先頭はクハ2202] 1322発 1156H[普通]高蔵寺→岡崎
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:18.10.24.】
 おまけ。
 写真はコミュニティバス「とよたおいでんバス」のさなげ・足助線の路線バス。このバスは名鉄三河線の廃止・未成区間である猿投-西中金-足助 間を走るバスで、鉄道と無縁の路線というわけでもない。路線の猿投側はさらに西側へ延長し、当駅を経由して名鉄豊田線の浄水駅とその近くにある豊田厚生病院を結んでいる。私はこの時、四郷駅から猿投駅までショートカットするのにこのバスを利用した。
 ちなみに四郷駅前ロータリーのバス停は「愛環四郷駅」を名乗っており、こことは別の場所に「四郷」バス停が存在する。
 
 

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