ホームには待合室があるが、ちょっと独特なスタイルだ。屋根の下面(裏面？というか)が水平に塞がれており、また入口面の両サイドを斜めの材料を入れて補強されている。かつては交換駅であったが、駅舎側の線路は剥がされ、ホームには柵が立てられていた。
駅舎は緑色の屋根に木製の壁で、どちらとも色が濃く、自然の中に溶け込むことを意識したような色あわせだ。
私が駅に到着したときに、近所の住民の方だろうか、駅の入口でずーーっと立ち話をしているおばさま方がいたことを思い出す。個人的に、写真に人物が写り込むことをいとわないことにしているが、できれば…とはついつい思ってしまう。ということでしばらく待って撮った写真がこれである。
ホーム側から見た駅舎の写真。駅舎はホームよりちょっと高くなった場所にある。左下に砂利が見えるが、ここは撤去された線路の跡。法面には業務用の階段が見えるが、通れないように柵で区切られていた。ホームとを繋ぐ旅客通路は写真右側へ進むが、ちょっと遠回りさせられている感じになっている。駅舎からのホームまでの通路は、まず写真の石垣分の高さをスロープで下って、平らに直された元構内踏切部分を通り、そこからホームに高さに上がるためのスロープとなっている。バリアフリーを考えるなら、元構内踏切部分もホームと同じ高さに嵩上げして、スロープの距離を短くしても良かったんじゃないかなー、と思う。
駅に到着する豊橋ゆき。ホームの辰野側(写真奥)に駅舎を繋ぐ、元構内踏切の通路につながっている。
◆写真の列車情報◆ 海カキ 213系5000番台 H6編成 クモハ213-5006(＋クハ212-5006) 1357発 544M[普通]平岡→豊橋（※平時は上諏訪 始発）