飯田線には三河川合駅がある。ちなみにここ下川合駅は遠江国にある。両者の間には県境(旧国境)が通っているので、地名として直接の繋がりはないものと思われる。でも同じ地名を持っていることから、自然地形が似た場所であったり、または人的な繋がりがある両地なのかもしれない、と想像してみたりする。
公道上から駅の入口を見る。付近には駅の入口を示すようなものは見当たらなかった気がする。地元密着の駅だ。
訪問時はすでに10月になっていたのだが、当日はとても暑い日であった。当駅には隣の早瀬駅から(飯田線の営業キロで1.4kmほど)歩いて来たのだが、汗だくであった。
この日ホテルに帰ってニュースを見ると、この日は浜松市天竜区が日本で一番高い気温を記録したとのこと。まさしくこの辺じゃん…。天竜区の区役所は当地から直線でも20kmくらいは離れているだろうか、記録した気温も区役所付近のものではあろうが、そのニュースを聞いただけでもどっとその日の疲れが出てきた。
ホームは1面1線の棒線駅だが、かつてはホームの手前側にも線路があり、列車交換駅として機能していたそうだ。しかしその場所はすっかり草生していた。
527M[普通]豊橋発平岡(通常は天竜峡)ゆき。訪問時は災害により平岡ー天竜峡 間は不通となり、豊橋側の列車は平岡で折り返す運用となっていた。実は訪問時での通常ダイヤでは下の平岡ゆきの列車の設定は無かったので、平岡以南で平岡ゆきの行先表示を見ることは結構貴重なことであった。
◆写真の列車情報◆ 海カキ 313系3000番台 R109編成 クハ312-3021(＋クモハ313-3021) 1523発 527M[普通]豊橋→平岡（※平時は天竜峡 終着）
