写真はホームから辰野方向を見たところ。早瀬駅には駅舎が無い。ここまであからさまに公道と隣り合い、直結している普通鉄道の駅というのも珍しいのではないだろうか。でも道路側に転落防止の柵を立てた方が良さそうだが。
駅を出発する554M[普通]平岡(通常は上諏訪)発豊橋ゆき。
上項の写真とは逆に、豊橋方向を見ている。こちらの風景は、ホームと道路が階段を介して直結しているところを除けば普通の停留所タイプの駅である。
当駅は三信鉄道が国鉄に戦時買収されたときに廃止になったが、戦後に地元の誓願で復活したという歴史がある。旧・三信鉄道の区間では、他に池場、三信上市場(現・上市場)、我科の3駅も買収時廃止駅となったが、我科だけは復活することはなかった。
◆写真の列車情報◆ 海カキ 213系5000番台 H11編成 クハ212-5011(＋クモハ213-5011) 1422発 544M[普通]平岡→豊橋（※平時は上諏訪 始発）
上の項の554Mをカメラの望遠で追っかけて撮影。なんだか結構いい感じの写真になったので、しばらくの間PCの壁紙に使用していた。
線路脇には鹿の標識が建てられていた。一見道路に向けて建てられたものかとも考えたが、道路側から見ると不自然な位置にあるので、鉄道側に向けた標識であろう。鹿には限らないが、山間路線では動物の飛び出しはさほど珍しくはない。