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JR東日本 中央本線
鳥沢 【次の掲載駅】 大月
猿 橋 Saruhashi
 ●2017年5月訪問時
【購入日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 
【入手日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 駅スタンプは、駅名の由来になった「猿橋」。猿橋は駅から東に1km以上行った先にある。歴史的には7世紀の初期にはすでに架橋されていたという記録があるそうだ。現在の橋は1984(昭59)年に架け替えられたもので、部材の一部には鋼材が使用されているものの、形は江戸後期の状態を復元しているという。橋は"刎橋(はねばし)"という名前のスタイルで、川の流れが激しく橋脚を立てられないような場所に架けられた建設方法だそうだ。かつては富山県の黒部川に架かる愛本橋(富山地鉄本線の愛本駅が最寄り)も刎橋であったそうだ。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 1902(35)年の開業時は漢字はそのままに「えんきょう」と読んでいた。今の読み方に変わったのは16年後のこと。名前の元になった「猿橋」は、昔から”さるはし”、”えんきょう”のどちらの呼び方も使われていたらしい。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 北口の様子。駅舎は1997(平9)年に建て替えが行われたという。この写真を見てると、なんかCGで合成したかのような実体感が薄い画像になってしまった。でも他のネットとかで掲載されている写真を見ても同じような仕上がりの写真も散見されるので、こういうものなのかもしれない。不思議面白い感じだ。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 南口の様子。南口は、駅舎の建て替え後に初めて設けられたという。駅の南方二は山を切り開いた住宅団地が造成されていることも、南口の設置と関係しているのかもしれない。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 改札口周りの様子。建て替え後には存在したみどりの窓口は、2009(平21)年に閉鎖された。駅員は在駐しているようだが、改札口は自動改札機ではなく、簡易Suicaが設置されている。もしかしたら駅員はずぅっと駅に控えているというわけでは無さそうだ。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 駅構内は島式ホームが一面のみとなっている。ホームに接する本線の外側に、上り線(写真右側)は1本、下り線(左側)には2本の待避線が配されている。しかし一番左側の下り側線は架線が張られているものの、信号機には×印が貼られており、訪問時現在では通常営業へ供用していないようである。一方上り待避線側には、高さはないが、かつてホームがあった痕跡が見て取れる。
 
【撮影日:17.05.04./掲載日:17.07.24.】
 到着する列車は長野ゆきの[普通]列車。この時まで、高尾以東から長野に向かう[普通]列車が設定されていたということを全く知らなかった。数十年前であれば夜行鈍行など含めて都内と長野を結ぶ[普通]列車は何本か設定されていたが、私が学生の頃には都内-松本 間の列車はあったが長野まで足を伸ばす列車の設定がなくなっていた。逆にいつから都内-長野 間鈍行が復活したのは判らない。長距離鈍行が珍しくなった昨今ではあるが、長野所の編成が運用されているのだから存在しても不思議でない列車ではある。

 ◆写真の列車情報◆ 211系2000番台 長ナノN607 1441発 441M[普通]高尾→長野)
 
 

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