関西空港アクセス特急用として1994(平6)年に登場した50000系。誕生から20年過ぎた掲載日現在でも、建築家がデザインしたという車体デザインは奇抜さという点で圧倒している。でも個人的にはその職業柄ゆえに、掲載日現在でも鉄道車輛にパール塗装を施した、量産形式としては数少ない車輛として記憶されている。
この写真を撮影した頃は、ラピートは速達の"α"と多停車形の"β"が日中は半々で設定されていたが、掲載日現在は一部時間帯を除いて"β"のみの運用となっている。
◆写真の列車情報◆ 編成不明 1130発 [特急 ラピート(β)55号] 難波→関西空港
写真の10005F編成は10000系の2次編成として1986(昭61)年に製造された2輛編成3本のうちの1本。1992(平4)年には10002Fを中間車化改造した車輛を組み込んで4輛編成化された。2013(平25)年に運用から離脱し廃車となっている。引退前には誕生時の2輛編成の10005Fの姿で加太線へ入線を果たしている。
◆写真の列車情報◆ 10005F 1145発 [特急 サザン5号] 難波→和歌山港 (※難波側に一般車(7000系または7100系)4輛を併結しているが、系式・編成はチェックしていない。)