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西日本旅客鉄道 東海道本線
米原 【次の掲載駅】 南彦根
彦 根 Hikone
 ●2016年10月訪問時
【購入日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 
【入手日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 駅の改札口に手押しと機械押しの2種類のスタンプが置かれていた。どちらもデザインは同じである。2つあるというのはそれだけ需要があるということだろうか。画像のものは機械押しである。
 スタンプのデザインはもちろん彦根城だが、あの初代ゆるキャラチャンピオンが登場している。ゆるキャラのような者が単体で駅スタンプになっているのは見たことがあるが(例・日暮里駅)、こういう合わせ技パターンの駅スタンプって他にあるのかな?
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 写真は西口の様子。いわばこちらが表玄関になり、商店街や市役所の他、彦根城も西口からのアクセスとなる。
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 井伊直弼公の銅像が、西口ロータリーの中に立つ。彦根は江戸時代、井伊家の居城があった場所だ。
【撮影日:16.10.07./掲載日:16.11.20.】
 宿泊していたビジネスホテルの部屋から、東口を撮影。東口は2007(平19)年の開設と比較的新しい。訪問日から数えると、開設から9年が経過しているわけだが、駅前はまだまだ開発途上といった感じで、建物や人通りもまばらである。ただ駅から離れた一段高いところを通っている国道8号沿いにはイオンモールを始め、レストランなどの店舗が並び、車通りも多い。鉄道利用が充分見込める同地域においても、自動車利用は脅威である。
 この東口ができる以前は、大阪セメント→住友大阪セメントの彦根工場関連と思われる長い貨物引込線が置かれていた。
【撮影日:16.10.07./掲載日:16.11.20.】>
 近江鉄道の車庫を跨ぎ、東口に繋がる跨線橋の窓ガラスには写真のような仕掛けが。普段の景色を額縁に見立てているというアイデアは単純ながら面白い。額縁のタイトルは「城郭のある風景」とあり、上部には戦国時代に石田三成が使用していた家紋が入れられている。というのも、ここから見えている景色はかつて石田三成の居城があった佐和山である。
 ちなみに現在の佐和山は普通に登山ができるほか、佐和山遊園なる個人が造っている公園があるそうだ。ただこの公園について、ネットではB級観光スポットともいわれており、また地元の観光協会では観光案内をしていない。
 もうひとつちなみに、東口側にも同様の仕掛けで彦根城が見える景色を額縁を貼って作っているが、こちらの方は景観として今ひとつな印象だ。
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 JRの構内は2面2線の間にホームのない中線を挟んだ形。下りホームの反対側は現在、柵が立てられているが、かつては近江鉄道の下り列車が発着していたそうだ。かつての彦根駅は国鉄と近江鉄道が改札口を共用していたそうだが、改札口が分離されて今のような形になったらしい。
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 EF210-100番台牽引の上りのコンテナ貨物が中線に入線してきた。このあと、特に列車を待つことなく発車していた。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:16.11.20.】
 768T[普通]網干発 米原ゆき。この編成の大阪より先頭車には転落防止幌が取り付けられていないので、大柄な顔を見ることができた。

【入手日:16.10.09./掲載日:16.11.20.】
 彦根駅のポケット時刻表。上段が下り、下段が上りの時刻表になる。
 当駅には大阪発着の[特急]ひだ以外の全列車が停車する。それゆえ、上り列車の行先に米原よりJR東海管内へ行く列車の行先の凡例が無いところが寂しい。たった2駅先にはJR東海の駅があるというのに…。
 それぞれの画像はクリックすると拡大表示します。
 
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 彦根駅と彦根城との間には彦根市役所がある。その建物には『未来のために「北陸新幹線米原ルート」を実現しよう!』との垂れ幕が掲出されていた。しかし"未来のため"という言葉が引っかかる。果たして誰のための未来なのだろうか。すでに巨大インフラが人口や産業をもたらしてくる時代ではなくなっているのだが。
 北陸新幹線米原ルートに関しては、建設費という観点から考えたときに数あるルートの中では一番安上がりであることから、有力なひとつのルートではある。しかしながらダイヤ逼迫気味の東海道新幹線に乗り入れるには本数が制限されるうえ(希望的には臨時込みで毎時3本くらい欲しいところだが、現状のままなら毎時1本ねじ込めるかどうか)、新大阪駅でのやりくりをどうするかという問題もあり、さらに運転支障時に広域に伝播するという弱点がある。中央リニアが大阪まで開業したあとで乗り入れるなら絶対的にこのルートが良いとは思うが…難しいところである。北陸新幹線の敦賀ー大阪 間ルートは、小浜・京都経由に決まりそうだが、この話はまだ尾を引くのだろう。
【撮影日:16.10.06./掲載日:16.11.20.】
 写真は彦根城の天守閣。駅からは徒歩圏内にある。右下にはひこにゃんの看板が。
 

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