駅の構内図などを示した掲示板。掲示板を両端で支える柱には、英語で“出口と施設案内”と書かれている。最大級の繁華街と駅設備を抱える新宿となると、案内すべきものが沢山ありすぎて、作成する側もいろいろと苦労しているのだろうなぁと思う。
都内の地下鉄ではおなじみのタイプ(これは柱などに貼るタイプの縦型)の路線の所要時間案内。列車の進行する方向は濃い色、列車が進行しない方向は薄い色で表すのが一般的だが、大江戸線では環状部のうち所要時間が逆回りより長く時間がかかるところも薄い色で表現されている。ここ新宿の場合だと、清澄白河までの南半分なら六本木方面の電車1本で進んだ方が、森下までの北半分の場合は都庁前に戻って飯田橋方面へ乗り換えた方が早く到着するようだ。
写真の車輛は12-000形の3次車。車番からすると3次車の最終編成になる。
大江戸線のラインカラーはマゼンタということになっているが、３・4次車の先頭部には赤から緑のグラデーションのラインが1本入る。個人的にはデザイン的調和が取れていない気がするのだが、良いように解釈をするならば、東京都の緑のイチョウのマークを入れたいがために、このようなデザインを入れたのではないかと想像するところである。