小田急線の下りホームから撮影。写真の車輛は8000系。
相鉄では2007(平19)年ごろから、車輛を写真のような塗装への統一を開始した。これまで相鉄といえば、車輛のカラーリングについて統一性がないといわれていたが、個人的には過去の塗装はどれも個性的でインパクトのあったと思っていて、ある意味揃っていない方がいろいろと楽しめた気がした。車輛塗装の統一は、コーポレート・アイデンティティ(CI)の導入と、今後の東急・JR直通を見据えてとのことだそうだが、今までのカラーリングからは一転し、明るい灰色を基調としたおとなしい、というか目立たない感じになってしまった。個人的には、どうせ塗装変更するなら、CIカラーは使うにしても、帯をもっと大胆に太く引くとか、帯を曲げるとかしても良かったんじゃなかったかなー、と思う。写真の8000系は東京方面への乗り入れの運用に就くことはないと思うが、乗り入れ運用に就くと思われる10000系・11000系はなんかは、東京で相鉄の存在をアピールするような塗色にしてほしかったかなぁ。せっかくの東京乗り入れなんですしね。評価できるのは、とりあえず今のところは乗り入れ予定先とデザイン的な'かぶり'が無いというところだけだろうか。あ、でも水色は京浜東北線が…。