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真岡鐵道 真岡線
天矢場 【次の掲載駅】    ||
茂 木
Motegi
● 2017年3月訪問時
【入手日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 
【入手日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 スタンプのデザインは、SLと川釣りの様子。SLは除煙板がないところからC12がデザインの元になっているようだ。一見すると秩父鉄道の長瀞付近の雰囲気も思い起こさせる。
 川釣りの様子だが、特に説明するものがネットなどでも見つけられなかった。そこで釣り人の後ろに見える橋のデザインを元に那珂川沿いに探してみたたら、那珂川を渡る栃木県道338号線の大瀬橋がそれらしきもとしてに引っかかった。この大瀬橋の袂には「大瀬観光やな」という施設があり、鮎漁を楽しむことが出来るらしい。ということはこの釣り人が釣っている魚は鮎ということだろうか。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 ホームには国鉄時代を匂わせる駅名標が。とはいっても真岡鐵道転換後に天矢場駅が開業しているので、その部分は書き直されている。ただ、なぜ漢字書き? と頭の中に「?」が浮かぶ。多少の書体が違っていても、ここはひらがなとローマ字の併記にしてオリジナルの雰囲気を残しておいて欲しかった。「天矢場」と書かれていた場所には、天矢場駅開業前の隣駅である「いちはな」「ICHIHANA」と書かれていた文字の跡が確認できる。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 かつては木造の平屋の駅だったそうだが、1997(平9)年に改築されたという現在の駅舎は、落ち着いた雰囲気でありながらも町の玄関口として存在を示している。駅舎には地域住民の交流の場として多目的施設「ききょう館」との合造となっている。
 駅前は広くなっている。鉄道としては開通しなかったものの、宇都宮駅を結ぶJRバス水都西線が駅前から発着する。一方かつて水戸方面を結んでいた水都東線のバスはなくなってしまったが、不定期運転の当駅経由のツインリンクもてぎ ゆきのJRバスで行けば、土休日運転の水戸駅発着の茨城交通のバスと、かろうじて繋がっているそうだ。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 改札口周りは、券売機に窓口、ラッチなど、最小限ながらも駅としての設備が一通り揃えられている。こういう所は白一色のインテリアにになりがちだが、木製の壁を採り入れて落ち着いた雰囲気になっている。
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 ホーム側から改札口付近を見たところ。天井から下がっている時計が一見古そうに見える。壁に掛かる球状の照明もレトロチックだ。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 ホームから末端方向を見る。茂木から先は、戦前に長倉線という名前で建設が進められていた。もし開業していたら、線名が違うにしても、起点の下館と終点の長倉も茨城県で、中間のほとんどが栃木県という不思議な路線ができあがっていたことになる。それにしても終点をもうちょっと先に伸ばして、かつて茨城交通茨城線の終点があった御前山駅としなかったのは、なぜだろうか。計画線の終点と予定していた水郡線の玉川村駅まで通すのであれば、いずれにしても御前山駅付近を通すことになったと思うのだが。
 そういう計画の路線があったということは、多分に漏れずかつては国鉄バスが通っていた。その路線は"水都線"と呼ばれ、水戸と宇都宮を当地を経由し結ぶ系統であった。単純に水戸と宇都宮を結ぶのであれば、現在でも水戸線を経由すれば列車の方向転換なしに直通させることは難しい話ではない。でもこの水都線は栃木県芳賀郡地域を通すことに意味があったのだろう。
 ホームの先に踏切が見えるが、これはターンテーブル見学用の通路になっている。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 私が117列車で茂木駅に到着したときには、一本前を行くSLもおか号のC11 325はターンテーブルで方向転換をした後であった。写真は駅舎2階テラスから撮影したもの。
 おそらく下りのSLもおか号で茂木に向かえば、ターンテーブルで回転するSLの様子を見ることが出来るようだ。写真を撮影した2階からだけではなく、ターンテーブル脇まで導かれた通路からその様子を間近に見ることが出来るようだ。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 モオカ14形の運賃表に表示された、まるでバスを思わせるような「5系統 茂木→下館」の表示。おそらく、下館-茂木、下館-真岡、真岡-茂木のそれぞれの上下方向で、計6系統が準備されていると推測される。
 でもふと思うのは、秘密の7系統以降があったりするのだろうか? あるとすれば益子発着あたりが可能性が高そうだが。
 
【撮影日:17.03.20./掲載日:17.05.22.】
 転車台を横目に停車中のモオカ14-7(1223着 117<折返>1241発 124[普通]下館ゆき)。開業時からはホームは1本だけだったようだが、転車台がある側に3本か4本の側線と、下館側に貨物ホームが存在したようだ。
 

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