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京王電鉄 高尾線
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狭 間 Hazama
 

【購入日:91.03.03./掲載日:16.02.01.】
 平成3年3月3日の「3」が揃った日に発売された硬券乗車券。私のコレクションの中で、京王唯一の硬券である。
  

【購入日:91.03.03./掲載日:16.02.01.】
 平成3年3月3日の硬券乗車券に付けられた台紙。簡素なものとはいえ、硬券一枚のために台紙が用意されているとはなかなか周到である。台紙は2面折りになっており、画像の上段が表、下段が内側になる。広げた状態での台紙の大きさは、縦72mm、横267mmある。
 当時の本線系統の最新形式は7000系だったが、この台紙に採用されたデザインは6000系である。当時の7000系は各停の運用が主力で、優等種別は6000系を使用していたので、フラグシップはどちらかといえば6000系であった。ちなみに当時はまだ5000系の運用は残っていた。
 京王線系統の車輛と色といえば(青みの強い)赤と濃い青の2本の帯が特徴だが、これが6000系の車体色に使われ始めたのは2002(平14)年からである。それ以前は黄みの強い赤帯1本で、台紙の車輛の絵も(モノトーンではあるが)当然その当時のものである。しかし印刷に使われている色、特に下段左側の帯デザインは掲載日現在の車体標準色と変わらない。
 気になったので調べてみると、上段左面の下部に見える、掲載日現在の「KEIO」のロゴが制定されたのが1989(平1)年で、赤・青の2色をロゴに採用したのもその時であったことが解った。その後1992(平4)年に後継車となる8000系が登場するが、8000系は当初から赤・青2色の帯を纏っている。
 
 

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