HOME関東京浜急行電鉄本線

京浜急行電鉄 本線
日本橋 【次の掲載駅】 上大岡
品 川 Shinagawa
 
【購入日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】

 
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 高輪口(西口)の歩道橋の上から京急駅を写したところ。このビルの特徴といったら、メッシュとパイプ(?)で組まれたアーチ状の白い外壁であろう。アーチの内側も、黒い細い鉄材が縦方向に並び、すのこ状になっている。でもこの時私には初めて判ったのだが、実はこの飾りとすのこ状の外壁は、飾りの内側にある元からのビルの外観を隠すかのように造られていたということ。この写真ではアーチ状の中に鏡で反射したかのようにビルが見えているが、実はこれが本来の外観のようである。ちなみに白いアーチ状の外壁は後に取り付けられたもので、以前は黒のすのこ状のものだけであったようだ。
  
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 京急にはいろいろな会社の車輛が乗り入れてくるので、見ているだけでも面白い。個人的には好きなデザインの車輛が多いので、楽しくなる。
 写真右は京成3700形。3700形は京成の中では一大派閥を形成しており、写真の車輛の車輛番号は3700代が埋まってしまったために3800代を名乗っている。
 写真の左の京急1000形だが、この日は本来2100形が使用される「1A」運用に入っていた。訪問当時、2100形は故障と梅屋敷踏切事故の影響で所定の編成数が足りず、1000形の代走で対応していた。
  
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 1000形の6次車以降は写真のような部分的にステンレス地が見えるデザインとなった。この車輛が登場したときは、時代の潮流とはいえ、ついに京急にも金属地の車輛が登場したか、とちょっとだけ残念に思った。またステンレス車輛の運転席側は、それまでの車輛に比べて小顔になり(ガラス面の左右の側面に回り込むようなR部分が無くなり、赤の面積が多くなった)、印象もちょっと異なる。
 でも写真で見るよりかは、実物で見た方が違和感が案外なく、現在の鉄道車輛デザインのトレンドと、5次車以前の1000形とをよくマッチさせたかなという感じである。そういえば、塗色がウルトラマンのようだ、と誰が言ったか知らないが、見ると思わす納得してしまう。
 
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 写真右は京急1500形。車番が1700番台であることから、1990(平2)年以降に登場した、新製時からのVVVF車だということが判る。ちなみに一番最初の1500形は1985(昭60)年である。正面の方向幕や窓周りが黒で塗られているのであまり目立たないが、3枚の正面窓が独立したスタイルである。貫通扉があるとはいえ、掲載日現在ならピラーとかを使ってよりガラスの面積を大きくして1枚のガラスのように見せることもできるが、このあたりは昭和のデザインの名残なのだろうか。
 写真左は千葉ニュータウン鉄道の9200形。見た目のとおりに「京成グループ標準車」(下項参照)である。見た目は一緒といっても、形式的には1形式1編成のレア編成である。北総鉄道の場合には帯色には固有名詞がつけられているが、車輛管理を同じにしている千葉ニュータウン車には特に色名は無いようだ。緑と赤の帯の9000形の置き換えを目的に、2013年度に導入された。
  
【撮影日:2015.06.25./掲載日:15.08.17.】
 写真右は京急2100形による「Keikyu Blue Sky Train」。2100形は京急のフラグシップトレインであるが、青色を纏っているのは、撮影日現在で写真の編成だけである(他に600形の青色編成が1編成ある)。そういう稀少編成ではあるが、個人的には滅多にお目にかかることがない京急に行くと、かなりの高確率で2100形のBlue skyに出会ってしまう。逆に600形のBlue Skyの方はまだ見たことが無いくらいだ。この辺も鉄度運に関わっているのだろうか…?
 写真左は京成3000形。編成番号が「3027」と見えるところから、2013年に製造された8輛編成の8次車に当たるということが調べで解る。3000形は「京成グループ標準車」の位置づけにあり、グループ他車でも同スタイルの車輛が見られる。京成の他形式と異なり、このグループの正面に掲げられている番号は「編成」を表し、車輛個々の番号で表記されていないところも共通している。
 
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 写真右は、上の写真で紹介した、2100形の応援で「1A」運用に入る1000形。泉岳寺から折り返してきた。
 写真左は京成の3050形。成田スカイアクセス線の運用に入る、空港連絡を意識したデザインを取り入れた車輛となっている。3000形の7次車に相当する車輛群で、JR風にいえば3000形の50番台車といったことになるだろう。7次車と他の車輛との大きな違いは、車輛の塗色と、充てられる列車運用の専門性で、他は6次車以前と8次車以降とあまり差異がない(細かいところには違いがある)。
 
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 写真右は北総7500形で、見た目で解るように「京成グループ標準車」に含まれる車輛である。京成300形との外観の違いは帯色だけである。にしてもこの帯色、「北総ブルー」「北総ライトブルー」というらしい。7500形はΣ(シグマ)ヘッドが特徴だった7000形の置き換えを目的に導入された車輛。写真の編成番号が7501と見えることから、2005年度導入の車輛であることが解る。当初は方向幕(?)には3色LEDが使われていたが、撮影時にはフルカラーLEDに取り替えられている。
 写真左は、先にも紹介した京急1000形のステンレス車。
 
【撮影日:15.06.25./掲載日:15.08.17.】
 写真右は車体塗装に金属地が見えない5次車以前の京急1000形アルミ車(車体番号から3次車とうことが判る)。
 写真左は北総7300形。車輛の外見も性能も京成3700形と同じ仕様である。北総線内には自社車輛の2編成と、京成からリースを受けている2編成がある。写真に写っているのは後者に当たる編成で、車輛番号が7800代を名乗っている(京成からのリース時に、京成を表す千の位の「3」から北総を表す「7」に貼り替えただけで、下3桁は京成時代のまま)。しかし前者も後者も同じ「7300形」が正しい取り扱いで、見た目の番号から後者を7800形と呼ぶのは通称で、正しくはないらしい。7300形リース編成もそうだが、長年種々の編成のリースを繰り返す鉄道会社というのもあまり聞かない。まあ北総鉄道の場合は、お財布の事情というのもあるので仕方ないところではある。
 
 

▲このページのTOPへ戻る