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東日本旅客鉄道 成田線
小見川 【次の掲載駅】 松岸  
椎 柴 Shiishiba
 
【入手日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 当駅の駅名標に入るイラストは「とちおとめ」。
 これまで見てきていた千葉支社管内の駅名標にはさまざまな植物のイラストが使われていたが、「とちおとめ」は植物の種類というよりは農業品種で、他とは様子が違う。「とちおとめ」が千葉県で作られているのはいいとして、驚いたのは「とちおとめ」というブランドを栃木県以外で使用できるんだということ。この手のものの中には地域ブランドの保護と商品価値の低下の防止を目的として種苗管理や産地限定を設定いるところもあるのだが、栃木県はその辺の保護をしてないんだー、と思った。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 かつての駅舎は、窓という窓をトタン板で塞がれた木造の建物であったそうだ。HPに落ちているその当時の写真を見ると、なんでこんな仕打ちを…と思ってしまうほど扱いがぞんざいに見える姿だった。
 現在の意匠性を感じる建物になったのは2007(平19)年のことだそうだ。この建屋は、格子状の部分とガラスで壁が構成され、スチールの屋根が載るといった簡易なモノで、駅舎というにはいろいろなモノが足りない。でも外観は景観に配慮したものになっている。ガラス部分の向こう側が待合所に、格子状部分の向こう側がトイレとなっている。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 建屋部分をホーム側から見たところ。待合所部分は開放になっているので、いくら銚子が温暖な地域だとしても冬場はちょっと寒そうだ。屋根は幅が短いながらもホーム部分まで大きく迫り出している。時刻表は待合所側ではなくトイレの外壁に掲げられている。乗車駅証明書の発券機はその時刻表の脇にある。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 ホームの佐原・佐倉(西)側にある跨線橋の上から松岸・銚子方面を見る。左が1番線、反対が2番線になる。
 当駅について過去に貨物側線があったどうかは調べられなかった。現在は1番線と2番線のホームの位置は数メートルオフセットした形で向かい合っているが、かつては今よりもホームは短くて偏っていた。2番線ホームは写真の右端あたりがホームの端になっていて、その真向かいとなる1番線ホームの真ん中と構内踏切で繋がっていたようである。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 2番線ホームにある待合所はホームから外れた外側に建てられていた。写真右側の向こう側に、線路脇必須アイテムともいえる木製枕木を流用したような鉄道柵が見える。上項で貨物側線を確認できなかったと書いたが、もしかしたらこの場所には頭端式で佐原・佐倉側に繋がった貨物側線があったかもしれないという想像をしてしまう。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 駅を出発する上り列車。降車した乗客の多くは家路につく高校生の姿だった。
 
 ◆写真の列車情報◆ 209系2100番台 千マリC626[6輛編成:写真先頭はクハ209-2126] 1615発 2456M[普通]銚子→成田
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.19.】
 駅に到着する下り列車。
 当駅は列車に因らず左側通行になっている。線形は2番線の線路のほうがカーブが少なく、1番線の線路は側線のように分岐している。1番線に入線する下り列車は、外方分岐のポイントを通ってくるので、編成をくねらせながらやってくる。
 
 ◆写真の列車情報◆ 209系2100番台 千マリC424[4輛編成:写真先頭はクハ209-2148] 1644発 2457M[普通]成田→銚子
   
 

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