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東日本旅客鉄道 成田線
西船橋我孫子 【次の掲載駅】 大戸  
成 田 Narita
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.09.】
 我孫子方面の列車が発着するホームの駅名標。
 成田駅には成田線が4方向に延びている。歴史的には、成田鉄道が佐倉から成田をまず開業(1897(明30)1月)させ、その13ヶ月後に佐原まで延長する。次に成田から分岐して我孫子までを開業させる(1901年(明34)年4月)。そして銚子に到達するのは国鉄買収後の1933(昭8)年のことである。成田空港への延長は平成になってからのことだ。成田空港への支線の距離は短いので、成田線の名前を名乗っているのはまだ納得できるのだが、本線格とされている銚子方面の路線と、支線格とされている我孫子方面の路線で路線名を分けた方がいいのではないかつ常々思っている。なぜなら路線長もさることながら、佐倉-銚子・成田空港 間の線区と成田-我孫子 間の線区で、長い間直通する定期列車が設定おらず、運用される列車も幕張区と松戸区と完全に分離されている、等の理由がある。
 新幹線の別線扱いの例を除けば、比較的路線距離の長い支線を持っていた国鉄・JR路線としては、標津線(廃止まで線名変更なし)、会津線(後年只見線・会津線として分離)といった例がある。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.09.】
 左は3番線に停車中のE217系[快速 エアポート成田]、右は5番線に停車中の銚子ゆきの209系2100番台。列車の間の線路はホームを持たない4番線で、下り主本線の扱いになっている。[快速]の愛称"エアポート成田"の名前は、半年後のダイヤ改正で廃止されている。

 ◆写真の列車情報◆(左) E217系 東カマY-36[11輛編成:写真先頭車はクハE217-36]※4輛附属編成連結の有無は確認せず 1232発 3961F[快速 エアポート成田]久里浜→成田空港
              (右)209系2100番台 千マリC415[4輛編成:写真先頭はクハ209-2139] 1241発 2447M[普通]成田→銚子
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.09.】
 上の項の209系をもうちょっとアップで撮ったショット。
 JR東日本標準で誂えられている5番線ホームの表示を見てみると、なぜか白地に赤の文字で「銚子・鹿島神宮方面」と貼られている。貼られたシールもサイズを考えて作られた様子はなく、ラインカラーの緑色の上にもはみ出している始末。なんでこんなコトになっているのだろう…。

 ◆写真の列車情報◆ 209系2100番台 千マリC415[4輛編成:写真先頭はクハ209-2139] 1241発 2447M[普通]成田→銚子
 
   
 

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