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JR東日本 青梅線
二俣尾 【次の掲載駅】 沢井
軍 畑 Ikusabata
 ●2016年5月訪問時
【購入日:16.05.02./掲載日:17..03.02】
 軍畑という地名は、使われている漢字も読み方も一風変わっている。由来は戦国時代に青梅や多摩川上流域を治めていた(上杉氏寄りの)三田氏と、八王子周辺を治めていた北条氏との間で1563年に当地付近で起きた「辛垣(からかい)の合戦」にあるとされている。
 
【撮影日:16.05.02./掲載日:17.03.02.】
 緑に囲まれた、緑の駅名標。
  
【撮影日:16.05.02./掲載日:17.03.02.】
 写真の列車は、9:40発 903[普通]奥多摩ゆきの青465編成。ホームの直下に転落検知装置が敷かれているのが見える。
 ゴールデンウィークの平日ではあったが、ここでハイカーや校外学習の小学生たちが大挙して下車した。私がこの回に訪問した青梅以西の駅の中では、青梅駅、御嶽駅の次に旅客の移動が多い場面に出会った。完全に私は異分子であった。
 
【撮影日:16.05.02./掲載日:17.03.02.】
 駅舎は非常にシンプルな形で、券売機と窓口があるだけの、青梅線の他の駅でも見られる体質改善型である(トイレは別に建てられている)。普段は窓口は閉じられているのだろうが、この時は窓口が臨時に開けられ、駅員が精算業務に追われていた。またこの時に大挙して下車した乗客全員が改札を通り抜けるまで3分くらいかかっただろうか。1台だけの出場用のSuicaリーダーは延々と読み取り音を響かせていた。
 軍畑駅は営業上は1971(昭46)年に駅員無人化が行われている。一日の平均乗車人員は、青梅線の駅では下から数えた方が早い順位に位置しているそうだ。限定的とはいえ、この賑わいからすると、その事実が嘘のような光景であった。
  
【撮影日:16.05.02./掲載日:17.03.02.】
 緩やかにカーブしたホームを、奥多摩側から青梅側を見る。
  
 

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