HOME関東JR東日本総武本線

東日本旅客鉄道 総武本線
松岸 【次の掲載駅】 新生  
銚 子 Chōshi
 
【購入日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 
 
【購入日:17.09.06./掲載日:18.12.24.】
 銚子から帰るときに使用した、[特急 しおさい12号]の指定席券・B特急券。購入は地元駅で。
 乗車してみると、混雑はさほどでもなかった。房総特急自体が高速道路網の整備の煽りを受けてどこも苦戦しているとは聴くが、どこまでがんばれることができるのだろうか。
 
【入手日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 当駅のスタンプは古めのデザインとなっていて、でもフォントは新しめで印相もはっきりしているのでおそらくJRになってから拵えたものと思う。どのような経緯で作られたものかはわからないが、駅の名前が入っているので駅スタンプには間違いない。モチーフは上部の文字にあるように、魚と醤油樽と犬吠埼灯台が入れられている…が、カモメは?(笑)
 

【入手日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 このポケット時刻表は、縦:96mm×横:649mmととても横長なもの。横に9面が印刷されているので、折りたためば横:72mm程度になるので、これでやっとポケットサイズに収めることができる。
 内容は総武本線の成東以東、成田線の成田以東の全駅について列車時刻表スタイルで印刷されている。
 画像はクリックすると拡大表示します。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 銚子はJRとしては終端駅。よって隣駅の標示も片側だけ。でも成田線の青色は入らない。営業重視で成田線のラインカラーを入れてもよさそうなものだが、ここでは結果的に路線区間のルールに厳密だ。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 当駅の駅名標に入るイラストは「おおまつよいぐさ」。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 訪問したときは駅舎は改築中だった。
 前々駅舎は1945(昭20)年7月の銚子空襲で駅舎が焼失したため、旧・海軍香取航空基地にあった飛行機の格納庫を移築、改造して1948(昭23)年1月に竣工させたものが前駅舎だったという。大きな赤い屋根が特徴的な駅舎だったそうだが、老朽化によって、西側の職員詰所として使われている平屋部分を残し2016年秋より解体が始められた。
 訪問時の状態としては、新駅舎中央部分となる観光協会案内所等のパーツだけが完成した状態で、改札口などは仮設で、改札外には申し訳程度にパイプいすが並べられていた(写真ほぼ中央)。写真右側に壁面がない妻面の建屋が見えているが、ここが今回の解体の対象にならなかった職員詰所部分になる。
 その後、新駅舎は2018(平30)年3月に竣工。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 仮設の窓口と改札部分の様子。使われている材料からしていかも仮設という雰囲気を醸し出しているが、自動券売機周りやみどりの窓口、自動改札周りといったものは手抜き無く作られているといった感じだ。
 
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 駅構内の南東にある、JRの銚子運輸区の詰所。
 
【撮影日:17.09.08./掲載日:18.12.24.】
 ホームは2面3線の配置。写真左が1番線で、右側の3番線のさらに右側に何本かの側線がある。側線は夜間滞泊などに使用されているとのこと。1番線と3番線が11輛編成に対応しているが、2番線はちょっと短い10輛編成の対応とのこと。末端側に銚子電鉄のホームがあるため短くなっているのだろう。

 ◆写真の列車情報◆(左)209系2100番台 千マリC424[4輛編成:写真先頭はクハ208-2148] 1655着2457M[普通]成田→銚子 > [回送]
              (右)209系2100番台 千マリ・編成番号不明[6輛編成] 1708発 460M[普通]銚子→千葉(総武本線経由)
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 1番線に停車中の[特急 しおさい12号]。成田・佐倉側(写真奥側)がカーブしているのが判る。写真で9輛編成の全容を捉えようとしたが、微妙に9輛目の先頭部が見切れてしまっている。惜しい。
 
 ◆写真の列車情報◆ 255系 千マリBe-03[9輛編成:写真先頭はクハ255-3] 1638発 4012M[特急 しおさい12号]銚子→東京
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 写真は跨線橋に掲示されていた広告。訪問当時は、当地周辺を舞台としたアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」が公開されてからひと月が経っていないころだった。市内を走る千葉交通の路線バスにも同映画のラッピングバスが運行されていた。私はこのとき銚子に1泊2して銚子電鉄巡りしたが、その際にはアニメ聖地巡りと思われる観光客の姿も見られた。
 1990年代に製作された同作品の実写ドラマでは隣の旭市を舞台としてロケされたという話だが、アニメ映画版では銚子電鉄の車輛が出てきたりと銚子市内でもケハンも行われているようだ。花火大会については実際に旭市でも銚子市でも毎年夏に行われている。ちなみに銚子周辺では、ポスターにあるような海に面したプラットホームというのは存在しない。また劇中の舞台は架空の町(茂下[もしも]など)とされている。
 私はアニメ映画については、予告編PVだけは見たことがあるが、本篇は見ていない(掲載日現在)。
 JR製作の広告には、下部に列車のイラストが入れられているパターンのものをよく見るが、この広告に使われているのは房総色の209系電車である。左のポスターは成田線沿線観光PR用なので209系でもいいが、映画の方は房総のフラグシップトレインである255系を登用してもよさそうなものが…。
 
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 駅構内の東方には、妙見堂踏切というJR管理の踏切がある。国鉄時代はここより北東側にあった新生貨物駅と線路が繋がっていたこともあって国鉄→JR管理とされているのだろう。しかしながら現在、この踏切を定期的に通るのは銚子電鉄の車輛のみである。
 
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 妙見堂踏切の東側に立っている杭。日影になっている面には「御茶ノ水起点120キロ 017.7メートル 平方メートル」と記されている。左行の"平方メートル"の上に文字は見えず、何の面積を表しているのか判らなかった。日向になっている面には「管理者 銚子市若宮町一番地の一 銚子市水道部」と書かれている。一見、銚子市によって建植されたものとも思えるが、国鉄かJRかが識別するために建植したものと想像される。ちなみにこの杭は、全く同じモノが線路を挟んで一対(二本)建てられており、この2点を通る線分の下を水道管が通っているのかもしれない。
 ちなみに銚子駅までの営業キロは東京駅から120.5kmとなっているが、御茶ノ水駅から換算すると0.5km程短くなるらしい。この杭の位置は駅舎位置から100メートル強ほど東にあるが、銚子駅の場合は実キロと営業キロがほぼ合っていることになる。
 
【撮影日:17.09.09./掲載日:18.12.24.】
 妙見堂踏切から、銚子電鉄・外川方向を見る。手前のポイントから右に分岐しているのが銚子電鉄が走行する線路である。この状態だけ見ていると、会社境界に両社が安全側線を設けているように見える(但し会社境界杭のようなものは見当たらなかった)。
 手前のポイントから左に分かれている線路は、元は新生貨物駅や銚子漁港への専用線に繋がる路線が分断されたもので、現在もJRが所有している線路ある。また写真奥から右へ分岐した安全側線のような線路は銚子電鉄側のものかもしれない。
 訪問時現在は軌道1本分だけしか跨いでいない妙見堂踏切ではあるが、かつては銚子駅構内の貨物線から南西方向に向かう銚子電鉄線南側のヤマサ醤油の工場に繋がる別の専用線もこの踏切をまたいでおり、その線路は銚子電鉄の安全側線?の右に見える写真のフェンスのさらに右側を通っていたものと思われる。銚子電鉄側の安全側線?が南側工場の専用線と繋がっていた可能性は低いが、接続されていた可能性も排除できない。
 
   
 

▲このページのTOPへ戻る